福井保久の二十四節気考

今年の7月7日は旧暦で5月18日、この日は小暑(二十四節気)です。
新暦の七夕では今年も天の川を観ることは難しいですが、二十四節気の小暑の名の通り、梅雨の晴れ間では気温がグッと上がります。

サツマイモの苗を植え終わって約1ヶ月のこの時期は、早めの除草が肝心です。
つるが伸びはじめて来る頃なので、雑草よりも早く畝(うね)を覆うことができればその後は、つるも葉もせいせいと伸びることができます。
ですからこの時期は少々の雨でも畑に出て、草取りに励んでいますし、ここが踏ん張りどころです。
今なら雑草はまだ生え始めなので、根も張っていないし、草取りしやすいのですが、ここを逃すと、草を抜くこと自体が手間になります。
ただし、草も必死で少しでも早く根を張り地固めをしようとしています。
梅雨のお湿りと小暑の名の通りの気温の高さは、草の伸びを後押しします。
しかもすべての畑で一斉に伸びるから厄介です。

この時季までに除草が追いつくように工夫もして、早め早めに手を打ってきましたがその貯金が乏しくなってきています。
日が長い分、早起きして頑張ります。

福井 保久