福井保久の二十四節気考

今年の6月21日は旧暦で5月27日、この日は夏至(二十四節気)です。

梅雨の雨が恨めしく、でも日の長さに助けられるそんな日々です。

最後に植えた、ほしいものサツマイモ苗も根付き、それどころか、最初に植えた畑ではもう二回目の除草を試みている、そんな、雑草に仕事を追われる時期になりました。

草取りは最初が肝心で、いかに生え始めで抜くか、いかに抑えるかです。

生え始めは取るのも簡単ですから、大きくなった草とまだ小さい草を取るのでは、畑一回りの時間が全く異なります。
これが一度でも後手に回ると、どんどん畑を回れる時間が無くなります。
最初は草取りできていたのが出来なくなっていくという訳です。

草は暖かい気温と長い日差しと梅雨の恵みの雨で、どこの畑も一斉に伸びます。
まさしく多勢に無勢で、だんだん間に合わなくなっていくのが常です。

そこで、次に考えるのが、どうすれば抑草できるかです。

畝(うね)を被覆するのはもちろんですが、畝の間に麦わらを敷いたりを試しますが、少しでも隙があれば芽を出してくるのが雑草です。

少々の雨なら草取り決行で、日が暮れるまで長い日中を目一杯活かして草取りしています。

福井 保久