福井保久の二十四節気考

今年の8月7日は旧暦で6月16日、この日は立秋(二十四節気)です。

ほしいも産地でも暑い夏は当たり前になっていますが、今年は空梅雨だったために、その暑くなってきた日が早く、7月早々から真夏のような日差しになりました。

梅雨明けが発表になったのは7月19日ですが、「それよりもはるか前から、実質は梅雨明けしているよね」というのが実感で実質でした。

この影響か、収穫前のメロンの肌が焼けてしまうという今まで経験がないトラブルまで起きてしまいました。

メロンが根を上げるのですから、人間も大変です。
やっと立秋までこぎつけたかというのが本音です。
でも、まだまだ暑さは続きます。

さてサツマイモですが、空梅雨の後、雨は時折あり、根付きが悪かったための生長の遅れは、暑さも手伝い挽回しました。
でもこれは、あくまでつると葉の見える部分です。
土の中の実はこれから大きくなる時期ですが、サツマイモは初期の根っこが肥大しますから、その時の根付きはとても大事で、かなり心配しています。

まあそれを言ってもはじまらないので、つると葉を観て、追肥が欲しそうなサツマイモには草取りをしながら与えています。

福井 保久