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ブログ 今日のいもたつ

米探訪記

まむし

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「たまにいるんだよ」
塩崎さんが農作業中に出会ったマムシです。

山あいの田んぼで農作業していたら出会ったとのこと。

仕事柄の性で、
「汚染が少ないからいた(出てきた)のかな」
と考えてしまいます。

とても個人的な考えですが、
農産物の価格がもう少し全体的に
高くても良いのにと考えています。

安全性と比例という条件が付きますが。

自給率も含めて大きな問題です。

【米探訪記】

日時:2007年09月08日 08:25

常陸太田コシヒカリ

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ここから一段と黄金色になってゆきます。
それにともなって、
稲が倒れそうになるくらいまでなった時が稲刈りの適期です。

そうなると田んぼ一面が、
日本の秋の原風景になります。

そんな風景を見たことがない人でも、
きっと郷愁を覚えるでしょう。

実際私も、子供の頃には見なかった風景でしたが
この仕事を始めて、
収穫期を迎えた田んぼにとても懐かしさを感じました。

人が持っている”不思議な(優れた)能力”のひとつが
こういうことから体感できます。

【米探訪記】

日時:2007年08月28日 09:13

出穂

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「かわいくて、かわいくてしょうがない」
そうです。
穂がでてきてますます愛着があるようです。

事務所前で育ててる有機コシヒカリの続報です。

農作業の目安として使われる言葉に、
「積算温度」という言葉があります。

一日の平均気温を足した温度です。
例えば平均気温25℃が10日間だと、
積算温度250℃になります。

農産物が育つ目安に使います。

コシヒカリの穂がでて、稲刈りまでの
積算温度は約1100℃と言われています。

このままの夏だと、9/10頃が収穫になる
予想が出来るというわけです。

地域やその年によって、気温や天候が違うので、
穂がでてから○○日で収穫というより、
積算温度の方が便利なのです。

実ってきたらまた報告します。

【米探訪記】

日時:2007年08月03日 09:40

自家製有機こしひかり

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田植え?以来「すくすく」育っています。
タツマ事務所前で実験兼鑑賞用に栽培しています。

5月下旬にバケツに移植ですから、
ちょうど二ヶ月経ちました。
一番育っている稲は90cmを超えています。

コシヒカリが穂を出すまでの
稈長(かんちょう)=茎の長さは1m弱ですから順調です。

四つ試していますが、一番大きいバケツが
一番背が高くなりました。
小さいバケツより元肥は少ないのですが。

全体環境が第一条件かと感じます。
それは、同じく実験兼鑑賞用のさつま芋
でも同じ傾向があります。

農産物と接していると、
「自分と同じじゃないか」
とふと気がつく時があります。

【米探訪記】

日時:2007年07月26日 18:44

イワヒバ

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常陸太田の川崎さんの庭のイワヒバです。
川崎さんのお兄さんの総一さんは山歩きが趣味・得意です。
「とっても貴重なもの」ということを全く知りませんでした。

写真のイワヒバは大人が抱えるくらいの大きさです。
庭には、これらがごろごろしています。
さながら、イワヒバの園芸会場といったところでしょうか。

がけっぷちに生息していますので、
当然そこまで行って、持ち出してくるのですが、
(命がけです)
70から80kg位の重さのイワヒバもあります。

「どうやって運んできたの?」
と聞くと
「背負ってきた」との答えです。

雨あがりの綺麗さは壮観です。
でも本当の自然美は、総一さんだけが体験しています。

【米探訪記】

日時:2007年07月22日 14:52

かざぐるま

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国道293号線を使って、茨城県常陸太田市から
栃木県さくら市へ年に数回行きます。

その途中に道の駅のような「かざぐるま」という名の
ドライブインがあります。
さくら市に行くときは何も感じません。

さくら市から常陸太田への帰り道に、その「かざぐるま」
を過ぎた直後、写真のカンバンが見えます。
(さくら市へ向かう時には見えません)

「なるほど!」
ドライブインの名前の意味にやっと気づきます。

気が効く人は、行きに気がつくんだろうなぁ~
見逃していることなんて山ほどあるんだろうなぁ~

ここを通る度に反省します。

【米探訪記】

日時:2007年07月09日 12:09

山合い

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夏は夕立が多く、昼間に比べてめっきり涼しくなります。

栃木県さくら市周辺の田んぼは、山合いに点在しています。
数キロ西に行くと国道4号線があり、様子ががらっと変わりますが、
このあたりは、「いかにも田舎」という感じです。

10年以上このあたりには来ていますが、信号はほとんどなく、
観光バスとすれ違った記憶もほとんどありません。

あと20年したら住んでみたい場所のひとつです。

【米探訪記】

日時:2007年07月08日 14:25

里川

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知る人ぞ知る清流です。

里川の水を引いている田んぼかどうか、
タツマの常陸太田のお米のひとつの基準です。

この近くは、水戸光圀公の隠居所「西山荘」があります。
昔は里川の鮎が献上されていたとか。

どんな田んぼ、どんな水、どんな育て方
三つがそろうと理想の稲作ができます。

【米探訪記】

日時:2007年07月07日 15:04

草取り

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富山県滑川市上梅沢の前沸さんの田んぼです。
田んぼの地主のおばちゃん(が何故か)草取りしています。

有機の田んぼなので、農薬を使わず、機械除草か手取りです。

自分の健康のために自主的に草取りをしてくれるそうです。
体を動かすこと自体も好きなのでしょう。感心します。

ほんの何十年か前は、あたりまえの光景だったことも間違いありません。

食べるのに困らない豊かさを手にした後は、
何の豊かさ(自分の幸せは何か)を選べる凄い時代だし、
それを意識したいなぁ~と感じました。

【米探訪記】

日時:2007年07月02日 14:31

アイガモ

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富山県滑川市上梅沢の中田さんの田んぼのアイガモ達です。

有機栽培の田んぼにアイガモを入れました。
田んぼをかき回すために、雑草が根付きにくくなります。
有機栽培では農薬はもちろん使いませんから、除草が大変です。
アイガモに手伝ってもらおうという訳です。

ただし、有機認証は厄介なのです。
認定団体が、アイガモをどうとらえるかということです。
(アイガモが有機的管理として認められるかどうか)

最悪の場合、アイガモは農薬とされてしまいます。

中田さんは、有機認証も含めて、ひとつの田んぼにアイガモを実験的に入れました。
8月の有機検査の結果が注目です。

【米探訪記】

日時:2007年06月30日 10:33