月別記事

ブログ 今日のいもたつ

2009年10月

大人数での芋掘り

091020blog.JPG

合同芋掘り、大人数で作業しました。
農作業はたいてい1軒ごとの農家でやるのが現代ですが、
昔は、私の知る限り稲作は、
村単位で行っていました。
疑似体験ですが、大人数の農作業の良さを体験しました。

男、女や個人の長所が発揮しやすい環境になります。
それと楽しい!
まあこの楽しさは、疑似体験独特でしょうけれど。

芋掘りをすると、今シーズンの ほしいも に向けて
頭が回り始めます。
やっぱり人は実際に体に触れると、想像も創造も働くものだと
感じます。

【芋日記】

日時:2009年10月20日 09:15

落花生を

091019blog.JPG

収穫して乾燥させた落花生の脱穀です。
これを洗い、もう一度天日に干します。

野菜や果物と穀物の違いのひとつは、
手元に置く=食料として料理の素材になるまで、
多かれ少なかれ手間がかかることです。
手間をかけることで、保存性も流用度も高まります。

ほしいも も生のさつま芋よりはるかに保存性が高まっています。
これも手間をかけた証です。

【新農耕民族の挑戦】

日時:2009年10月19日 07:17

冬野菜、こちらは早い白菜です

091018blog.JPG

鍋の季節で、白菜はなにかと重宝です。
親しい農家の庭先には、まもなく収穫の白菜がありました。

夏の終わりに播種ですから、虫に食われています。
だけど、今頃白菜が欲しいというお客様の要望に応えています。
(虫食いは別の価値観ですが)

自社農園の冬野菜は、このあたり=お客様の要望をわかっていない
あたりは問題だなと反省しました。

【新農耕民族の挑戦】

日時:2009年10月18日 17:10

09年度芋掘りスタート

091017blog.JPG

苗つくりの頃が温かく、平年より早く
苗ができ、定植も早く始まりました。

ところがその後、畑を冷たい風が。
結果は、
苗を早く植えた畑よりも、遅く植えた畑の方が、
育ちが良いようです。
まだ、はじめたばかりなので、情報は少ないですが。

いつもながら、自然は気まぐれを感じます。

【芋日記】

日時:2009年10月17日 06:58

カサノバ 1976伊 フェデリコ・フェリーニ

091016blog.jpg

舞台劇を映画観ているような感じです。
音楽、衣装、メイク、小道具などが合っいるんですね。
限られた箱の中で熱い舞台が演じられているようでした

ストーリーや、表現したいことは、心に響くかどうか。
映画として好き嫌いが分かれそうです。
表現がまじめそうで、意図してずらしているので、
しっくり来ないというのが個人的な感想です。

(人の内面をえぐっている。ように映りました)
(その真意が汲みとれていないのか、言葉にできません)

白々しく女にモテル男にカサノバがみえました。
けれど、あまりにも女を真剣に愛する様に、
超人的な人間性がみえます。

女にモテタイけれど、なかなか。
というのが、多くの男の実態でしょう。
人(男?)は過度を求めがちですが、
それは過ちで、ほんのちょっと欲望がかなえば、
それが最高なんだ。ということをしみじみと感じた映画でした。

【いもたつLife】

日時:2009年10月16日 07:29

サボタージュ 1936英 アルフレッド・ヒッチコック

091015blog.jpg

少年=妻の弟の一件が、ヒッチコックらしくない!
という物議がある作品です。

子供はおいておいて、工作員の夫=主人公と、妻=こっちが主人公?
のラストの心理がヒッチコックらしく楽しめました。

妻が夫を殺害したのは、故意か、偶然が後押しをした故意か、
夫が殺されることをある程度望んだのか。
この考察が面白いです。

妻は殺害の後も弟の幻影をみます。
恋人役の警官に引き止められても、自首を強行します。
殺害直後のカナリヤの鳴き声も気になります。
妻は夫との生活自体から逃れたい意識がずっとあった、
それが殺意につながっていたような気がします。
私が望む解釈ですが。

みかけは、妻の罪が表でないハッピーエンドですが、
妻は殺意があった以上救われません。
このあたりは、他のヒッチコック作品と異なる展開でした。

【いもたつLife】

日時:2009年10月15日 07:22

三人の狙撃手 1954米 ルイス・アレン

091014blog.jpg

三人の狙撃手が、引退したFBIの老人宅に篭城して、
大統領の暗殺を企てます。
家には、負傷した保安官、老人、
国のために犠牲になった(多分FBI)夫=老人の息子の妻と、
勇敢なその息子、他。
というメンバーです。

人質を縛らないなど、不可解な点はありますが、
スリルがあり、駆け引きがあり、面白いです。

型どおりのストーリーの中に、
銃に関することと国のために尽くすことの考えが、会話で語られます。
銃社会のアメリカの実情は傍から口を挟めないことが多いですが、
国と個の、日本とアメリカの違いがよくわかります。

社会がある以上、問題が起こり、解決したりしなかったり、
そしてまた問題が起こりを繰り返します。
人は社会の中でどう影響されているのか?
国や時代や世代、家庭環境に影響されています。
立ち止まって自分自身を知ることが大事だと、
主役のフランク・シナトラのこの映画での生き様をみて感じました。

【いもたつLife】

日時:2009年10月14日 15:50

シンドラーのリスト 1993米 スティーブン・スピルバーグ

091013blog.jpg

公開時に劇場で一度鑑賞しました。
ショックと感動がありましたが、もう一度みることはない、
みたくない自分もいました。
その代わりと思ったのでしょうか、CDを購入し、
何度も繰り返し聞きました。

今回映画友達とみる機会があり、みました。
この機会がなければ二度とみなかったでしょう。

歴史を振り返ると、生まれてから死ぬまで平和でいられるのが、
奇跡かもしれないと感じることがあります。
それを奇跡としないために、人が変化する、
そうなるかはわかりませんが、そのために世界中で、
きっと何かがおこなわれているのでしょう。
(ノーベル平和賞のオバマ大統領も?)

この映画もそのひとつだし、
二回目を鑑賞した自分もそのひとつのように思えました。

【いもたつLife】

日時:2009年10月13日 07:50

立ち食いそば的なラーメン

091012blog.JPG

とんこつラーメンの店に行くと、
立ち食いそば的なリズムを感じます。

食券買って、麺が細いせいかすぐ出てきます大抵どこも。
替え玉を頼む人が多く、また、すぐ出てくるリズム、
食べる空間も仕切られた空間の店があったり、
そうでない店もそれと似た感じだし(私だけかな感じるのは)

回転率が高いのは店に入る気楽さになります。
ただメニューが限られているので、飽きられてしまいそうですが、
それは余計なお世話でしょうか?

そんなことを考えながら食べました。
ちなみに替え玉は注文しませんでした。

【いもたつLife】

日時:2009年10月12日 11:19

治作 09年10月

091011blog0.JPG

銀杏
翡翠のように美しいのは言うまでもないですね。
「とうくろ」という銀杏だそうです。
私的な好みですが、素のものの味がとても好きになってきている中
嬉しい一品目でした。

091011blog1.JPG

定番ごま豆腐とししゃもご飯をはさんでお造りです。
絶品ごま豆腐はいつもどおりで凄味なのですが、
今回はわさびの種類が変わっていました。
銀杏に劣らない綺麗さです。

091011blog2.JPG

さより、たいら貝、黒鯛、マグロ
毎度のことで酒が進んで困ります。
(ちなみにこの日は、菊姫鶴の里20by)
どれも美味しいのですが、今回はさよりに軍配。
黒鯛、マグロを寄り切ってを考慮に入れて、
このさよりの美味しさを想像してください。
もちろん たいら貝も大きく頷く味でした。

091011blog3.JPG

柿の白和え、イクラのおろし和え、栗の渋皮煮、ツブ貝、からすみ
和え物ってマジックです。何で全部が単品より美味しくなるのでしょうか?
栗は秋、ツブ貝とからすみで最初の鶴の里2合が終わりました。

091011blog4.JPG

牡蠣の天麩羅、むかごとひしの実の素揚げ
むかごは、ねっとり甘くその甘さが自然で、
ひしの実は、大好物。素揚げにするとその良さが活きています。
牡蠣は、
フライも牡蠣の料理として優れているのですが、
天麩羅は、牡蠣そのものの旨さを味わえます。
また、食べ終わると見える器が秀逸です。
にくいですね。

091011blog5.JPG

すっぽんの肝とたまご
人によってでしょうが、
私は好きです。
感想を書きたくないほど好きです。
生きていたものから、生きてゆくものが授かった。

単に食べることを流していることがいつもです。
そこからちょっと離れることができる気がします。

091011blog6.JPG

すっぽん鍋
静岡でも鍋の陽気になってきましたが、
「治作のすっぽん鍋」となれば、
そんなこと関係なしで食い気がおこります。
(食べる)
(食べ終わる)
「はぁ~、満足です」

091011blog7.JPG

すっぽん雑炊/さばのへしこ茶漬けも
最後のご飯でこんな贅沢をしたらバチがあたりそうです。
すっぽん雑炊とタメを張った茶漬け、
すっぽん雑炊は、素材のチャンピオン
へしこ茶漬けは、日本人が好きな茶漬けにすることができる素材
のチャンピオンです。
どっちもおもわず「ありがとう」です。

091011blog8.JPG

栗蒸し羊羹
羊羹は日持ちする食べ物ではありません。
「こういう羊羹を食べて欲しい」と考えて羊羹を作ればですが。

甘くすることをご法度にしたのではなく、
甘くしない方が、栗も餡子もおいしくなるからできた味です。
最後に甘さが主張して余韻が良いんです。“この憎さ”

今回、秋を堪能しました。
治作さんありがとう!

【いもたつLife】

日時:2009年10月11日 18:02