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ブログ 今日のいもたつ

2010年02月

今日も宣伝です

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実は3月にも干し芋セットを販売するのですが、
3月は全くの新商品です。
一昨年から試作していた干し芋です。
詳細はまたお知らせしますが、
作っている写真を載せました。

もう一点お知らせです。
実は、本日タツマ店頭で開催している
“丸干し芋祭り”をSBSラジオが番組で扱ってくれることに
なっています。
スタッフは皆緊張してるかな?

【芋日記】

日時:2010年02月08日 06:53

2月の干し芋セットの宣伝です

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毎月とっておきの干し芋セットを販売しています。
1月販売の薪ふかし干し芋2010も好評で、
残りわずかで販売終了になりそうです。
ご購入の皆様、ありがとうございます。

さて、2月は有機干し芋のセットを販売します。
4品種の有機干し芋のセットなのですが、
玉豊、いずみ、人参芋が乾き、もう一種類の玉乙女も、
そろそろ乾きます。

玉豊以外の品種は有機栽培が初めてだったので、
どうなるか心配していましたが、上々の出来です。
2/19から販売予定です。
お楽しみに!

【芋日記】

日時:2010年02月07日 09:19

バーン・ノーティス 元スパイの逆襲 第1&第2話

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題名が示すとおり、突然の解雇の理由をつきとめる物語です。
ヒットしているだけはあると思います。
何故で始まり何故で次につなぐ、王道です。

ちょっと説明しすぎが気になりましたが、
わかりやすくしているからでしょう。
むやみな暴力シーンがないのも好感です。

何も考えずさらっとなにか楽しみたい時に良いかな。

さぁ999円です!
でリリースして、お後をどうぞ。
という構図が勉強になりました。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

日時:2010年02月06日 06:59

ディア・ハンター 1978米 マイケル・チミノ

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時に激しくもありですが、静かな力作でした。

丁寧に日常を描き、一転してベトナム戦争のシーン。
そこで起こる、物語を通したロシアンルーレット。
そして、それぞれの現在は徴兵前と様変わりします。

語ることを極力やめて、映像=表情や自然・友情や愛情との戯れで、
感じさせてくれるシーンを続けます。
ベトナム戦争を題材にして、それを考える。
それに加えて人は尊く、身近な人とのお互いの人としての確認を、
シーンが滲み出します。

この作品は意図を観客に任せたかのように進みます。
じっくりじっくりと心に刻まれます。
“ふっと”した時に気持ちを、
この作品の訴えは何だったのか?
それをきっと思い起こすことになる、
そんな映画でした。
心の中でいつまでも、静かな力作として残るでしょう。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

日時:2010年02月05日 07:28

BeRLIN 1995日 利重剛

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都会の悲哀を感じさせますが、
それだけではないですね。

突然、女は消えてしまいます。
この娘を捜しながら、この娘の性も捜しながら物語は進みます。

主演の風俗嬢は何のためにこの仕事をしているのか。
そして、男たちは何故か惹きつけられてしまいます。
それは男の側に空虚がありそれを埋める自分たちのために、
捜すことで、探ることで埋めようとします。

“壁”ということばがキーワードです。
ベルリンの壁が崩壊してから20年、
まだその熱さは戦後生まれの私でも残っています。
この映画はそのどこを語っているのかは解りませんでしたが、
あれを起点として様々なことが感覚として広がっていることを、
感じる映画でした。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

日時:2010年02月04日 06:59

荒野の七人 1960米 ジョン・スターゼス

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ガンマンの悲哀の描き方が印象に残ります。
それと「勝ったのは農家」ということが、
「七人の侍」とリンクされています。

用心棒はどこまで行っても用心棒、
憧れる子供をたしなめます。
元の「七人の侍」と違う魅力のひとつです。
また、元を活かしてこの映画の魅力になっているのが、
七人の個性とその表現です。
それぞれとても上手く魅力的なガンマンになりました。

個人的には、「七人の侍」の焼き直しではあっても、
違う個性がでている作品で、
評価が高いのも頷ける映画でした。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

日時:2010年02月03日 11:47

レッドクリフⅡ 2009中/日/台・韓 ジョン・ウー

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パートⅠもそうですが、三国志の一部分を切り取り、クローズアップ。
解釈の好き好きはおいておいて、壮大に描かれています。

歴史は過去から現代の人へ、多くのことを語りかけています。
それと描く立場が語るのも歴史です。

この映画は、歴史として娯楽として、スペクタクルを期待して、
または主演俳優のファンとして、色々な方がそれらを期待して鑑賞しているのでしょう。
そういう意味では、三国志のハイライトな場面を前面に設定し、
まず楽しめる条件で、おもいっきり作った映画だな、と感じました。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

日時:2010年02月02日 08:13

25ミニッツ 2005丁抹 ラオリツ・モンク・ベターセン

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テンポ良く進みます。これは主題とした「25分間」
で人の命が尽きることから、
冒頭からそのスピード感を演出したからでしょう。
そして、この25分以外にも、母親の2週間の余命も
展開の速さからリアリティーを感じます。

賢い兄は、犯罪に長けていて、それもこの作品の前半を惹きつける一因です。
それも効いて後半は、実際の命のかかった人の尊厳価値と、
生まれてきてから現在に至るまでの過程での、
自分が自分をおもう価値観へ、と作品のテーマが掘り下げられます。

前半の娯楽性に加えて、後半の、兄弟で違う父母との心の葛藤は、
後半はこのテーマが主で、それを活かす前半だったように感じます。

弟は、親を愛していたし、弟も愛されていた実感があります。
兄は、親は愛していたでしょうが、兄は愛されていない空虚で一杯です。
母親の愛を欲しさに、犯罪を犯します。

そして、兄は今まさに人の親になるとき、というその時に犯罪を犯します。
親へのあてつけか、親になることの不安か、それ以外にも心の葛藤があって、
生きる道を探しているようです。

この映画の一番の注目が兄の40年近い人生です。
彼は何をもって生きてきたかでした。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

日時:2010年02月01日 07:06