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ブログ 今日のいもたつ

2013年08月

治作 2013年8月

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先付

石川コイモ、ジュンサイ、ウニ、オクラ、長芋そうめん、
真夏の暑さが良かったと思わせてくれます。
サッパリで、食欲が湧いてきます。
長芋は昆布締めの一手間と、千切りの一手間です。
ウニと汁も絶妙です。
もちろんジュンサイもオクラも。

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ゴマ豆腐

これも夏は格別。
上手いのを解って食べて上手いから凄いのです。
食べて思います。夏も上手い。

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うなぎ蒲焼き飯

「時季がちょっと遅いですが」と言ってだしてくれましたが、
土用の丑でうなぎを食べていなかったので、
大歓迎です。
実が締まっている上等のうなぎです。
モチコメで頂く治作流です。

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お造り

ハモ、黒ムツ、コチ、赤身と中とろ、アカイカ
私的には前半のメインイベントです。
ハモ、嬉しい夏の味覚です。
コチも夏ならでは。
イカはアカイカ、いつも食べてるイカは何なんだです。
黒ムツも夏に合う。
赤身と中とろは文句なしの大満足。

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お椀

もちろんハモです。
これを食べにきたのかもしれません。
中には凝ったレンコン餅です。
すったレンコンにつなぎに片栗粉、百合根も入っています。
これが華を添えています。

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八寸
岩牡蠣、枝豆、マメサザエ、レンコンとショウガの白和え、モロヘイヤとエノキのおひたし
今日の真夏の暑さは『このためか』と、
最初に戻ります。(戻るのは私、一貫して夏のもてなし)
夏野菜は今、体が欲します。
それよりも、夏野菜料理がどれも上手いのです。
白和えは、適度に冷やしている心遣いが嬉しくて、またそれで旨味が増す味付けです。
おひたしも適度に冷されていて、隠し味の良い酢が適度に利いていて、ホッとします。

そして、岩牡蠣も夏を圧倒します。(すだちをたっぷり絞りました)
小さいサザエも夏を主張します。

野菜が優しい、貝は主張という方法での美味しさの提供です。

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焼き物・揚げ物【鴨】

サッパリ仕立てでやわらかい、これも夏仕様ですが、
旨味がタップリで、鴨好きには応えられません。
(付け合わせのネギと辛子が素晴らしいんです)

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焼き物・揚げ物【甘鯛唐揚げ】

頭丸ごとを唐揚げに。
骨までしゃぶり尽くせます。
頭は硬派、エラしたはやわらかな味で、どちらも甘鯛の王道です。

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焼き物・揚げ物【太刀魚】

とっても食べやすい演出です。
身はすぐにほぐれるように、
子は堂々に食べれるように、
焼き物という料理、素材を引き出す方法は、微であることを強くかんじます。

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炊き合わせ

満願寺唐辛子、トマト、巻き穴子、賀茂茄子
夏のものたっぷりです。
期待よりもちょっと冷たいのが粋です。
そして、これも素材ごとに一仕事しています。
そして、これも夏野菜が主で、サッパリとを具現化していて、
そして、旨い仕立てでなんですね。
料理は芸術です。

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素麺

もうこれしかないです。
こんな美味しい素麺を、来る度に食べられる幸せです。

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デザート 水羊羹
ギリギリで型を保つことが旨さに直結するということを体験です。
控えめな甘さ、程よい舌ざわり、とろける自然さ、
今回も最後まで見事でした。

【いもたつLife】

日時:2013年08月11日 09:10

魔女と呼ばれた少女 2012加 キム・グエン

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アフリカ、コンゴの内戦の犠牲になった少女の物語です。

12歳の主人公の少女は、反政府軍(ゲリラ)に無理やり両親の銃殺を強要されます。
そして拉致され兵士として教育(というよりもロボット化)されます。
過酷な労働と訓練と樹液(麻薬)による洗脳です。

麻薬のために敵を見つけることができる能力が備わった少女は、
魔女と呼ばれ、ゲリラのボスに可愛がられます。
しかし、ゆくゆくは殺される運命になることを知る、
彼女を慕う少年は彼女と逃避行します。そして結婚を願います。
二人の淡い恋は成就しますが、それはひと時で、
二人はゲリラに見つかり少年は死刑、少女は部隊長の慰み者にされます。

悲惨で残酷な物語で、しかもドキュメンタリーのような映像で、
しっかりと見つめられなくなりそうなのですが、
映画のスタートが少女の回想なので観ることができたという感じです。
それと、少女が結婚の条件に出した難題に、少年が取り組む姿の温かさや、
少女の能力で観る幻影の夢を表現しているところ等の、
息抜きがあるのも凝視できた一因ですが、
それらがあるから故に悲惨な現実も浮き彫りになります。

毎度のことですが、犠牲になるのは弱気者です。
ゲリラは何のために戦争を、略奪を、恨みを晴らすのかがわかりませんが、
そこに少年少女を巻き込む正当性はゼロです。
これは物語ですが、現実そのものです。
やりきれなくなってしまいます。

少女はこれからの人生を歩む上で、生まれた村で両親を葬ることで、
過去との区切りをつけようとします。
その旅には、産んだばかりの部隊長の子と一緒です。
両親の殺害を強要、慰み者への強要に憎き部隊長の子です。
その子に夫(恋人)だった少年の名を付けます。
それはこの悲惨な物語を観ている者への希望であり、
彼女(母・女)の強さです。

ラストは泣かすのではなく、人の強さをみせてくれました。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

日時:2013年08月10日 07:45

早掘りの紅こうけい

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干し芋産地で一番早いサツマイモの収穫がまもなく始まります。
お盆に間に合わせるために2月から準備してきた、
『紅こうけい』というサツマイモです。

サツマイモにとってはかなり寒いのが干し芋産地です。
2月から温かくして温かくして、
苗も、畑に植えてからも育てて、
お盆前にようやく間に合います。
今年は7月後半の低温と、雨が多い=日照不足で大きな芋は少ないのが残念です。

【芋日記】

日時:2013年08月09日 07:19

今年もトケイソウが咲きました

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農園前で満開になっている草花に、
もう1種類トケイソウも加わりました。
昨年からの仲間です。

ひとつ咲き始めると、次々に咲きます。

追伸
8/7は「立秋」でした。二十四節気更新しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
二十四節気「立秋」の直接ページはこちら
立秋

【芋日記】

日時:2013年08月08日 07:38

ブラックベリー摘み

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有機農園のスタッフが農園前にたくさんの草花を育てています。
中でも実が付くブラックベリーが今年豊作です。

酵素にするための完熟ブラックベリーを
たくさん摘み取りました。

【芋日記】

日時:2013年08月07日 07:54

追肥が必要な芋

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有機栽培では、かなり意図的に苗を大きく育てることで、
農薬と化学肥料に頼らなくても良いようにします、
あとは畑の地力に委ねる感じです。

7月一杯で畑を覆う位に、芋のつると葉を伸ばすのが目標ですが、
上手くいかない畑の方が多いです。

手前は安納芋と人参芋、
奥は麦間栽培でのいずみです。

どちらももう一伸びしてほしいので、
追肥で対応します。

【芋日記】

日時:2013年08月06日 07:33

今シーズン第二段

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1週おいて草取り応援です。
栽培目標として、7月一杯で、
雑草を抑えて、芋のつると葉を伸ばすです。
この畑は理想的な程に上手く行きました。

【芋日記】

日時:2013年08月05日 07:37

休耕畑の管理

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有機農業で農薬を使わないことで障害にあることは、
病害虫防除で、これは収穫に影響を与えます。
対策は健康なサツマイモを育てるになります。
それらは栽培中の問題ですが、
農薬を使う目的に、栽培前の条件を整えるがあります。
畑自体が不健康になっても農薬で、無理やり栽培ができるようになります。

有機農業はもちろんそんな魔法をかけるようなことはできません。
定期的に畑をメンテナンスします。
具体的には、1年目にサツマイモを育てたら、
2年目は休ませて、土壌改善に努めるです。

そのために緑肥作物、この畑はソルゴを蒔きました。
本来は畑一面をソルゴにして、地力を上げるはずだったのですが、
雑草も一緒に、ソルゴに負けずに育っています。

畑の中は多様化が自然なので、それを良いかと判断して、
土壌改善を進めています。

【芋日記】

日時:2013年08月04日 08:37

地力を上げる

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麦間栽培を今年も改良して行っています。
ここは春先に畝(うね)立てして、畝間には、
干し場の稲藁と、隣の畑で昨秋から育てていた麦を藁にして、
敷き藁をして、さらに準備しておいたEMぼかし肥料を入れておきました。
そしてえん麦の種も畝間に蒔いて、敷き藁が朽ちる頃にそれを敷き藁にしました。
抑草と麦の根での土壌改良を兼ねての栽培です。

すると、藁が常に畑にある状態は、
保湿性が高く、様々な菌が繁殖して、それらが微生物をよび、
畑の地力が上がってきているようです。

干し芋用のサツマイモに限らず、地力は大切です。
肥えている土とは違う、強い土という感覚です。
病気に強い健全な農産物が育つ土です。
有機農法ではそういう畑にすることが大事です。

追伸
8/2に、8月の「毎月お届け干し芋」出荷しました。
今月のお宝ほしいもは、“厚切ほしいも3品種”です。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
毎月お届けの「今月のお宝ほしいも」の直接ページはこちら
今月のお宝ほしいも

【芋日記】

日時:2013年08月03日 08:16

満開です

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有機農園の干し場(苗場)と有機加工場の間に、
スタッフが草花を育てています。
少しずつ、種類を増やしていて、
今までの花も咲いてきて、しかも早く咲く花もまだ咲いていて、
今が満開です。

【芋日記】

日時:2013年08月02日 06:57