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ブログ 今日のいもたつ

いもたつLife

捜索者

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箱の中に住んでいると、箱の中の常識に染まる。
なんてことは言い尽くされています。

この映画もそういう目で観てしまいます。
人種差別・偏見・征服・支配・欲望etc
ただし、映画になった時点で視点は箱の外なのでしょう。

当時の観客はそれをどう感じたのかを知りたいです。
監督が先だったのか?そういう流れだったのか?
映画はその背景にある多くのことを
シグナルとして送ってくれます。

話は変わります。映画の感想です。
おもしろかったです。
ジョン・ウェインはかっこよかったし、
ナタリー・ウッドも綺麗だったし、
展開もよかったし・・・その他色々。

西部劇として、雪のシーンが何回かあったのが印象的でした。

【いもたつLife】

日時:2008年03月28日 20:44

おおるり

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鳥に詳しい人に笑われてしまいそうなことです。

鳥といえばカラスやハトを連想するせいか、
”この鳥は大きい「るり」なんだろうけど小さいな”
と最初に名前を聞いた時に思いました。

当然「こるり」もいるだろうと聞いてみるといるそうです。
ただし、とても弱い鳥(環境になれないということでしょうか)
だそうで、「ころり」となってしまうそうです。

実は数年前からこの鳥を見ています。
子鳥の時からです。
大人になるととても綺麗な瑠璃色になる。
と聞かされていました。まもなく写真のように
とても綺麗な鳥になりました。
(この色になるのは雄だけだそうです)

大きさも綺麗さももちろん理由があるでしょう。

今は、疑問を感じると“さっさと”ネットで調べることができます。
昔だったら、何か疑問を持ってもすぐに答えてくれる環境がなかったので、
きっと時間をかけて自然の中で、自分の体験からその答えらしきものを
探したことでしょう。

疑問を持ち続ける。
その答えを時間をかけて、探す・推測してゆく。
頭のキレや予見力、推測して検証する能力は、
昔の人の方がはるかに高かったことでしょう。

【いもたつLife】

日時:2008年03月26日 18:43

JONA総会

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タツマが有機JAS認証を依頼している認定機関
JONA(日本オーガニック&ナチュラルフーズ協会)の
総会に出席しました。

啓蟄の頃の虫のように、
干しいもに夢中で、冬の間産地に篭りっきりだったのが、
この時季は方々に出歩きだします。

これからのための模索と試しと充電の時間です。
それと、今までのやり残しと、
浦島太郎的な頭を戻す時でもあります。

【いもたつLife】

日時:2008年03月21日 13:49

フーデックス2008

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毎年行きます。規模や人数に圧倒されます。

一年ごとにその年の特徴があるので、時の流れも感じます。
また、本当に色々考えているメーカーがたくさんあるなぁ。
と感心することも毎年です。

でも、そこからほんの一握りがヒット商品になります。
ヒットを飛ばす苦労は並大抵ではないでしょう。
でもだから、やるのでしょう。
人とはそういうものを持っています。

【いもたつLife】

日時:2008年03月15日 11:50

大列車強盗 1973米 バート・ケネディ

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映画の歴史の流れの中で、
西部劇から刑事ものへとシフトして行ったという
見方ができます。

この映画はそのターニングポイントに位置します。
刑事もののきっかけとなった「ダーティーハリー」の
2年後の作品です。

西部劇のおもしろさが充分に出ているというのが、感想です。
ですから、西部劇という一時代が終焉を迎えたのは何故か?は、
くみとれませんでした。

ですがそこから、その時代を推測することもおもしろいことです。
総合力が必要ですが。

どうしても刑事ものと比べてしまうのですが、
人間味を西部劇には感じます。

今の日本にぜひ蘇ってもらいたい空気が溢れています。
パワーアップした西部劇が復活しても
おかしくないような気が,
なんとなく、けれど強く、気がします。
願望が多分に含まれていますが。

【いもたつLife】

日時:2008年03月12日 21:21

砂の器

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全く結びつかないはずのピースが、
思いもかけない糸で引き寄せられてゆく。
松本清張の巧みなおもしろさは、やはり秀逸です。

それとは別立てで、ハンセン病での日本の闇が
表現されていることを、こういうふうに映画として
残されていることは意義があります。

映画の場合には、その当時の時代背景が、映像で一目瞭然と記録されます。

その意味では、松本清張のおもしろさのひとつである、
日本の地方への旅が、当時の鉄道やクルマで実際に映像で観ることが
出来ることもこの映画を評価できます。

もうひとつ別立てで、
父と子の深い愛が第一に描かれていました。
「私は、何て幸せを感じることができないんだろう」
それを感じた作品です。

【いもたつLife】

日時:2008年01月17日 23:33

緑園の天使

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物語としてもおもしろかったし、
エリザベステイラーの一途さや無邪気さそして信じる心で、
まわりを幸せに導いて行く姿が印象的でした。

主人公が発達してゆく姿もこの映画のテーマです。
その背景にある家族像も見逃せません。

完璧な母親と、それぞれに個性がある子供達。
しかし、私としては、ごくごく普通の感覚の父親に素晴らしさを感じました。

すぐにお金のことを優先してしまう。
すぐに人を疑ってしまう。
だけど家族は可愛くて仕方がない。

自分のやったことを後悔し、
妻に強がりを言ったり、なぐさめられたり。

そのあたりにどこにもいる父親ですが、ひかれるものがありました。
自分に似ていたからかもしれません。

【いもたつLife】

日時:2008年01月09日 19:06

マリーアントワネット

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「マリーアントワネット」が大学祭で上映されたので、観賞しました。
観たい映画でしたので。
評判がわかれているようです。

ソフィア・コッポラは、確信犯です。

この映画はどうしても、マリーアントワネットでなくてはならない、
わけではありません。
ある程度誰もが知っているストーリー、としての題材であった。
のではないでしょうか?

本当の所は何を語りたいのかはわかりませんが、
観賞中ずっと、「錯覚」という言葉が頭から離れませんでした。

今自分が生きているのも、「錯覚の中」でしかなく、
それに気づかないだけ。
気づいてそこを破り抜けても、一回り大きい「錯覚」の輪の中に行くだけ。

映画は人それぞれ勝手に解釈がありますが、
マリーアントワネットとその背景を通して「生きること」を
考えました。

衣装や舞台が綺麗でそれを評価する人もいるでしょう。
私もヴェルサイユに行きたくなりました。

【いもたつLife】

日時:2007年11月18日 13:56

ビッグウェンズデー

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映画に写しだされるシーンはいつもドラマです。
生きる上では、平凡な日常の方が圧倒的に多いのですが。

実際の自分の人生にもあてはまります。
(結婚式と葬式だけが主役になれる、なんて言います)

この映画では、日常を感じさせながら、ドラマが描かれていました。

時とともに変わってゆくものと、変わらないもの。
人なんて年とともに変わってゆくもののひとつなのか、
自分は自分で変わらないものなのか。

自分の中には両方があって、それがわかっていると、
もっと豊かに生きることができるのかな?
そんなことを考えました。

【いもたつLife】

日時:2007年11月16日 15:25

映画講座3

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日本の古い映画のロケシーンは、懐かしいし、
歴史を知る・歴史観を裏付ける、貴重な財産でもあります。

昭和30年代の初め日本は、今とは違う国を思わせる程です。

今生きている世界は、すでに未来都市です。

先人に頭を下げなければと感じます。
そして、今の私より確実に大人が大人だったのでしょう。
そして、濃い人生を生きています。
そして、ユーモアもありです。

映画からは、たくさんのことがもらえます。

【いもたつLife】

日時:2007年11月07日 16:59