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2019年5月の定期宅配お宝干し芋今月の定期宅配干し芋を発送しました

兼六種は人参芋の中で一番高品質の干し芋の原料芋です。
久しぶりに納得がいく有機兼六人参ほしいもができました。

人参芋の中でも兼六種はとても美味しい干し芋に仕上がる品種です。

2018年度の兼六は人参芋らしい風味と甘さがでました。

兼六以上にカロテンが多い紅きららも干し芋に適しています。

2018年度の兼六人参芋が有機栽培で高品質な出来栄えでした 。

カロテンを豊富に含むサツマイモが何品種かありますが、それらのことを総称して人参芋と言います。

安納芋も人参芋系統ですし、三重県の特産ほしいも“きんこ芋”の原料の隼人芋も人参芋です。

人参芋の特長はカロテンが多いことからくる果肉の赤と、人参のような風味があることです。

自社の有機農園でも人参芋を生産しています。
もちろん人参芋の中でも干し芋に適した品種を選んで作付けしていますが、安納芋は別として、人参芋らしい人参芋といえば、兼六と紅きららです。

何品種もの人参芋を、干し芋適性の観点から試してきましたが、兼六が一番美味しい干し芋の原料芋だと確信しています。
また、紅きららはカロテンの含有量が他の人参芋よりもダントツに多いことから生産しています。

有機栽培をやり始めてからずっと兼六を作ってきましたが、実は兼六は有機栽培で育てるのは厄介な品種です。 なかなか良い形状に育ってくれません。(高品質な干し芋の原料芋の条件として形状はとても大事です)

そんな兼六ですが、2018年度は良い形に育ちました。
もちろんそうなれば兼六干し芋が美味しくない訳がありません。

久しぶりに納得がいく有機兼六干し芋が出来上がりましたので、今月の“お宝ほしいも”にしました。

残念ながら兼六は毎年あまり出来が良くなかったために、2018度の作付けをほんのわずかにしてしまいましたので、できあがった干し芋もほんの少しです。

希少となりました兼六人参芋独特の風味と甘みをお楽しみください。

2019年5月10日 株式会社タツマ
福井保久