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2019年12月の定期宅配お宝干し芋今月の定期宅配干し芋を発送しました

玉乙女ほしいもは、収穫してから日数を置いて、
時間をかけて蒸かすのが基本です。

丸く育ちやすい玉乙女が、2018年度は原料芋として理想的な細長に育ちました。

じっくり蒸かすことで玉乙女干し芋の甘さを引き出しました。

シーズン終わりに加工したので、仕上がったのは2月末でした。

有機玉乙女干し芋は、5年ぶりに作りました。

ご存知の通り有機農業では、化学的な農薬と肥料は使えません。

干し芋用のサツマイモの品種もたくさんあり、その品種の性質に合わせて畑作りをするのですが、農薬と化学肥料を使えばたやすくそれができます。
有機農業では品種によっては、その品種に合わせた畑を仕度することが難しいことが多々あります。 玉乙女もその一つです。

有機農業の原則についてもう一点説明します。

有機農業はその栽培している畑や田んぼの中だけで完結(循環)させることを目標にしています。
外部からの肥料等を入れることも基本的にはダメですが、それだと中々収量が上がらないのが現実なので、肥料やたい肥を入れるのは致し方ないという考えです。

その原則に準じて、種も自家調達することを原則としています。
外部で購入したものは極力使わないということです。
そこで有機干し芋のサツマイモは自家種をずっと継承しています。

弊社の有機干し芋の主力品種は「いずみ」「紅はるか」「あいこまち」ですが、前述の理由から種芋を継承するために、主力品種以外にも多くの品種を栽培しています。
ざっと15品種ほどです。

今月の有機玉乙女平干し芋は、5年ぶりに有機干し芋として加工しました。
実は玉乙女も、種芋のためにこの5年間栽培し続けてきました。
でも種芋を採るだけだったのですが、2018年度は原料芋としての出来がとても良かったので、有機干し芋に加工しました。
有機栽培が玉乙女に合った気候だったということで、久しぶりに少しだけ作った有機干し芋です。お楽しみ下さい。

2019年12月6日 株式会社タツマ
福井保久