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2020年2月の定期宅配お宝干し芋今月の定期宅配干し芋を発送しました

大きくて高品質の玉豊で作った、玉豊角切りほしいもです。

原料芋が大きいほど蒸かす時間を掛けます。角切りほしいもは3時間程です。

高齢化もあり、角切りほしいもは生産する農家が激減してしまいました。

だいたい同じ位の大きさの原料芋を集めて蒸かします。火の通り具合も同じになります。

角切り芋系は原料芋を揃えるのが大変です。

大きい原料芋で作るのが角切り干し芋です。
丁度ギリギリ握れる位太く、そして長い原料芋で作るのが四切りほしいもです。

美味しい干し芋作りに欠かせないのが「蒸かしの工程」です。
その蒸かしは蒸篭に原料芋を入れて行うのですが、ひとつの蒸篭にはだいたい同じ大きさの原料芋を揃えて入れなければなりません。
もちろんその蒸篭ごとに中の芋を均一に蒸かしたいからです。

蒸かす前に原料芋を選別して揃えることが大変なのが、角切り干し芋と四切り干し芋です。
何故なら、その大きさの芋の絶対数が少ないからです。

原料芋を栽培する上では、適正サイズになるように工夫します。
そして加工される干し芋は、そのほとんどが平干し芋です。その平干し芋にするには大きかったり小さかったりする原料芋が角切り・四切りほしいもになります。

だから絶対数が少なく、一度に蒸かす量を少なくするか、たくさん選別を行うかのどちらかになります。

そこまで手間を掛けるのを嫌う農家の方が多いので、どちらも産地全体で生産量が少ない干し芋です。

特に玉豊角切りほしいもは随分と少なくなりました。

玉豊は大きいと製品率が悪くなるため、大きく育てない傾向がここ何年かで主流になっています。
また他の干し芋はスライスが一度で済むところ、角度を変えて2度行わなければならないのも、角切り干し芋が作られなくなっている要因です。

昔に比べてかなり少数派となってしまった玉豊角切りほしいもですが、今回は大きくても高品質の玉豊サツマイモで作りました。どうぞご期待下さい。

2020年1月31日 株式会社タツマ
福井保久