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2020年5月の定期宅配お宝干し芋今月の定期宅配干し芋を発送しました

シルクスウィートは高品質のほしいもになる品種で、角切り芋でもそれが味わえます。しかしながら生産量はとても少ない干し芋です。

他の品種が十分に育つ時期になっても、シルクスウィートの苗はまだまだ幼苗です。

甘みが強く仕上がるシルクスウィートは、角切り芋でもそれが味わえます。

シルクスウィートは、蒸かすと、とてもやわらかいので、簾に並べるのが大変です。

角切り芋の大きさまで育ったシルクスウィートを選んでほしいも加工しました。

ほしいも産地で、原料芋の苗を畑に植える適期は、5月後半から6月中旬です。
それまでにしっかりとした苗を育てて準備するのが、高品質のほしいもを作る条件です。

4月初旬から苗作りをはじめるのですが、それ以前では産地の気候は種芋にとって寒いので、そこから6月までに育つ苗が植えられることになります。

シルクスウィートは、その4月からの苗作りだと、植えることができる苗まで育つのに、6月中旬では間に合わないことから、ほしいもの原料芋として作付けがなかなか増えない品種です。

その期間に育つ品種、例えば「玉豊」や「紅はるか」がどうしても主力品種になるのは仕方がないことです。

シルクスウィートはしっとり系のサツマイモなので、ほしいもに加工して、とても甘くなります。

しかし上記の理由で作付けが少ないサツマイモです。

今月は、そのシルクスウィートの角切り芋です。
角切り芋は大きく育った原料芋を使います。

苗を植えるのが遅くなるシルクスウィートは、収穫を遅らせてもなかなか角切り芋にできる大きさまで育ちません。

そんな条件の中、大きな原料芋を選んで角切り芋にしたのが、今月のほしいもです。
作付けが少ないシルクスウィートで、なおかつ角切り芋となると、とても希少です。

2020年5月1日 株式会社タツマ
福井保久