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2020年10月の定期宅配お宝干し芋今月の定期宅配干し芋を発送しました

紅はるか角切り芋を食べると、角切り芋は紅はるかが一番だと思ってしまいます。

つるが太く葉が大きい紅はるかは、つる刈りが大変で、深く実が成るので、掘るのも大変です。

紅はるか角切り芋は、肉厚でもやわらかい食感です。

大きな紅はるかをそろえて角切り芋に加工しました。粒ぞろいです。

手間と時間が掛かりますが、それだけの美味しさがあります。

以前にも、紅はるか干し芋が増えてきたことはお伝えしましたが、その理由は、「干し芋にしてとても甘くやわらかいこと」「仕上がりの色が綺麗なこと」「加工しやすいこと」「ある程度の収穫量が見込めること」「寒くても保存性が良いこと」です。

逆に干し芋の原料芋としての欠点は「仕上がる(乾く)までに日数が掛かること」「つる刈りと芋掘りが大変なこと」「ある程度の収穫量であること」です。

「ある程度の収穫量」についてですが、干し芋農家として育って欲しい条件は満たしていますが、もっと収穫量が多い品種があるということです。

角切り芋はかなり大きな原料芋で作りますが、紅はるかは、そこまでの大きさには中々育ちません。そして、角切り芋は平干し芋よりも仕上がりに時間が掛かります。

元々、ほしいも用のサツマイモの中で、仕上がりまでに最も日数が掛かるのが紅はるかなので、紅はるか角切り芋は他の品種の平干し芋の2倍以上、二週間以上天日干ししなければなりません。

日数が掛かることと、角切り芋の大きさまで育たないことから、紅はるか角切り芋はほとんど作られていない干し芋です。

紅はるか干し芋は「とても甘いこと」が長所で、角切り芋でもそれは変わりません。
そして角切り芋は肉厚なので、紅はるか干し芋のもう一つの長所の「やわらかいこと」も活きてきます。

今月は、その“甘くてやわらかい”紅はるかの長所が存分に味わえる角切り芋です。
どうぞご堪能ください。

2020年10月2日 株式会社タツマ
福井保久