自社の有機農園で育てた無農薬サツマイモ３品種を、自社で干し芋加工しました。

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  無農薬はるか平ほしいも

  農薬と化学肥料を使わない無農薬栽培は、病害虫に強いサツマイモに育てなければなりません。豊かで健康な畑を準備し、逞しい苗を作って植えます。そのようにして自社では１０品種以上の干し芋を加工しています。 糖度がどの品種よりも高い“紅はるか”は産地の主力品種です。その無農薬版ももちろん甘味が十分です。

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  無農薬かぼちゃ芋平ほしいも

  果肉がかぼちゃのようなことから名づけられたのが“かぼちゃ芋”です。カロテンを含むのでその甘さがあります。産地でかぼちゃ芋を栽培、ほしいも加工しているのはタツマだけです。

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  無農薬紅赤角切り芋

  サツマイモの有数産地の川越の特産品が「紅赤」です。ホクホクして甘いので、角切り芋に合っているサツマイモです。

産地でも数軒の農家でしか作られていない貴重な５品種の平ほしいもです。

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  白紅はるか平ほしいも

  紅はるか干し芋はオレンジ色ですが、まれに白っぽく仕上がるモノがあります。けれど、どの原料芋がそうなるかは解りませんしごく少ないです。加工シーズンを通してそれを集めましたのが「白紅はるか平干し芋」です。しかも中でも甘いもの揃えました。

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  玉乙女平ほしいも

  玉乙女も干し芋用のサツマイモですが、産地に定着しませんでした。ほしいもの甘さは、糖化と蒸かしという二つの工程で得られるのですが、玉乙女は糖化の見極めが難しいのと、蒸かしに時間が掛かるからです。しかし、それをしっかりとやった玉乙女ほしいもはとても美味しい干し芋に仕上がります。

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  紅マサリ平ほしいも

  しっとり系でふっくらと育つ紅マサリは干し芋に適したサツマイモですが、主に青果用として栽培されているので、ほしいもにはあまり加工されていません。丁寧に作り加工した紅マサリ平ほしいもは申し分ない美味しさです。

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  人参芋（兼六）平ほしいも

  人参芋はカロテンを多く含むサツマイモの総称です。その中でも最も干し芋に適しているのが兼六種で、これも幻ほしいも用に育てました。わずか３軒の農家でしか作られていない干し芋です。

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  浜こまち平ほしいも

  浜こまちも人参芋のひとつで、干し芋に適した品種です。カロテン含有量が多いですが、人参芋特有の味わいは控えめで素直な味わいです。

限られた農家しか作らない５品種の角切りほしいも（茨城産）

原料芋を揃えるのに骨が折れるのが四切ほしいもで、この干し芋も一部の農家しか作っていません。

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  いずみ角切り芋

  収穫量が悪く加工もしづらいのがいずみです。ほしいもの品種の中では一番古いのに廃れないのは、美味しいからです。その美味しさは折り紙付きです。

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  玉豊角切り芋

  玉豊は干し芋産地で育ててこそ高品質の原料芋になります。糖化させた玉豊を時間をかけてじっくりと蒸かして角切り芋に加工しました。

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  玉乙女角切り芋

  玉乙女は玉豊と同じくサツマイモらしさが味わえる干し芋です。噛み応えがある食感と素朴な甘さで後を引く美味しさです。

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  紅マサリ角切り芋

  大きく育つ傾向がある紅マサリは、大きな原料芋で作る角切り芋との相性が良い品種です。干し芋用に育てた紅マサリの角切りほしいもは、まさに幻ほしいもにふさわしい干し芋です。

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  兼六人参芋角切り芋

  産地全体で角切ほしいもの生産量が減っているので、自社農園ではできるだけ作るようにしています。そして折角作るのなら、まず角切ほしいもにされることがない兼六人参芋を選びました。収穫した中から大きいモノだけを選び加工しました。

真冬に約一か月かけて欲し上がるのが丸干し芋です。欠かさずに毎日手入れをすることで美味しい丸干し芋に仕上がります。

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  玉乙女丸ほしいも

  丸ほしいもは小さい原料芋で作るので、大きく育つ玉乙女の丸ほしいもは希少です。そして玉乙女はふっくらしているので優にひと月以上かけて仕上げます。その間、毎日干し場に通い手を掛けた玉乙女丸ほしいもです。

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  無農薬いずみ丸ほしいも

  いずみは昭和１３年に開発されたとても古い品種です。収穫量は少ないけれど高品質の干し芋に仕上がる為何十年間もずっと作られています。そのいずみは、現代農業とは異なる無農薬の栽培にも合っています。 丸ほしいもは丸ごと一個のサツマイモを原料にします。そのために乾くまで品質の見極めが難しい干し芋です。 この無農薬いずみ丸ほしいもも選別を重ねて仕上げました。いずみらしい独特の強い甘さがあります。