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2017年11月の定期宅配お宝干し芋今月の定期宅配干し芋を発送しました

天然の土壌改良剤「銀河星(ぎんがのほし)」で土作りした“紅赤”は、予想以上に干し芋に適したサツマイモに育ちました。

川越特産の“紅赤”の種芋が手に入ったので、栽培を始めました。

ホクホク系のサツマイモにしては、ほしいもにも適していました。

「銀河星」で土作りした畑で、“紅赤”を育てました。

土作りは農業の第一歩であり、最も大切な農作業でもあります。

土作りはどんな農産物を作る場合でも、基本中の基本になることです。
農産物により育つために必要な成分(養分)は違うので、それに合わせた肥料を与えるのですが、それ以前に、土が健康でないと話になりません。

畑には同一の作物を作るのが一般的で、それにより栽培が終わるとどうしてもその畑の土質は偏ってしまいます。
そのために様々な工夫をして土を健康にする(戻す)ことをします。
実はこれには答えはなく、栽培した農産物によっても、その農産物の出来高によっても、土の状態が変わってくるからです。

ただし基本は土の中の微生物を元気にすることです。
これも言うは易しで、結局は色々と試行錯誤するしかありません。

その試行錯誤の一つに、「銀河星(ぎんがのほし)」という土壌改良剤を使って土作りした畑があります。
「銀河星」は天然の土壌改良剤で微生物を活性化させます。
これと同じく土作りのためにEM菌(有用微生物群)の活性液も使い土作りしました。

“紅赤”は川越特産のサツマイモで、金時芋とも呼ばれています。
味は良いのですが、肉質は粉質なのでどちらかと言えば干し芋には合っていないのですが、「銀河星」で栽培した結果は、ほしいもとしても上々の原料芋に育ちました。

また“紅赤”は、保存性が悪い、寒さに弱いという、秋収穫から冬の加工まで貯蔵しなければならない干し芋加工にも合っていないということも懸念していましたが、無事に、真冬まで保存ができ、デンプンが完全に糖化してから干し芋加工ができました。

満足のいく出来栄えとなったのが、今月の“銀河紅赤平ほしいも”です。

2017年11月2日 株式会社タツマ
福井保久