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2018年8月の定期宅配お宝干し芋今月の定期宅配干し芋を発送しました

ほしいもの中で一番は、やっぱり茨城産いずみ種の干し芋だと、
改めて納得できるのが、たかおさんのいずみ干し芋です。

どんな農作業をする時でも、基本に忠実で丁寧な作業をするのが、沢畑たかおさんです。

たかおさんの干し芋は仕上がる前から、良いモノになると、いつも確信します。

いずみを干し芋へ加工するのは、とても手間が掛かります。それに加えて平ほしいもよりもさらに面倒なのが角切り芋です。

たかおさんにしか出来ない、最高のいずみ角切り芋を選びました。

「いずみ」は昭和13年に品種開発された大変に古い品種です。
今まで作り続けられてきた理由は干し芋にとても適しているからで、それが理由の大半です。

長い間ほしいも産地で作り続けられてきていますが、産地の主力品種になったことはありません。
なぜなら、他の品種に比べて収穫量が悪く、ほしいもへの加工にも手間がかかるからです。
だいたいその二つの要素が重なると産地に根付くことなく、作付けされなくなるものですが、「いずみ」はそんなハンデがありながら作り続けられてきました。
それほど、ほしいもにすると美味しいからです。
毎年新しい品種が登場しますが、いくら美味しくても収穫量が悪く、加工特性がないサツマイモが生産され続けている例は、他にありません。
「いずみ」の人気の根強さが窺えます。

同じ農産物でも、産地によりその出来栄えはマチマチです。
コシヒカリと言えば新潟を思い浮かべるようにです。

この「いずみ」も茨城県の干し芋産地で栽培されるからこそ、干し芋に適したサツマイモになります。
これは私の自論ですが、全国にたくさんある干し芋産地、様々な種類のサツマイモで作られている干し芋の中で、一番美味しいと確信しているのが「茨城産いずみ干し芋」です。

その「茨城産いずみ干し芋」を作らせたら右に出る者がいないのが、沢畑たかおさんです。
今月は久しぶりに、たかおさんのいずみ干し芋をお届けします。

では、そのいずみ干し芋から何を選んだかと言いますと、「角切り芋」です。

角切り芋は大きく育った原料芋で作る干し芋で、前述した通りいずみは収穫量が悪いのですが、それは大きく育たないのが大きな原因で、まず角切り芋に加工できるまでの大きさに育ちません。

たかおさんのいずみの収穫を見に行くと、角切り芋のサイズまでの大きさが少なからずあります。大したものです。

原料芋を作ることが上手い農家は、まず干し芋の加工も上手で、たかおさんの干し芋は絶品です。

最高の干し芋の原料になる「茨城産いずみ」を最高の干し芋名人のたかおさんが加工しました。
しかも、いずみ種では珍しい「角切り芋」です。
ご期待ください。

2018年8月3日 株式会社タツマ
福井保久