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2019年8月の定期宅配お宝干し芋今月の定期宅配干し芋を発送しました

先祖がえりした紅はるか干し芋の中で、とびきり美味しいのだけを選びました。

原料芋の段階では、どれも同じ紅はるかなのですが、加工すると違う色になります。

紅はるか干し芋の強い甘さがある、白い紅はるかです。

天日干しで乾いていく中で、ほんの一部の紅はるかだけが白く仕上がります。

とても珍しい干し芋です。

ほしいも農家の間で「それは先祖がえりだね」と交わされる言葉があります。

サツマイモの品種も、より良い品質を目指して品種改良されます。
異なる品種を掛け合わせて作られるのですが、先祖がえりとは、元の品種の特性が強く出てしまった時のことを言います。

紅はるかは、「九州121号」を母に「春こがね」を父として出来た品種で、病気に強く、収量も見込めて、そしてなにより美味しい芋であることを目指して作られました。
干し芋に加工してもその甘さは優れています。
そして、黄色く綺麗に干し上がるサツマイモです。

その紅はるかが、まれに、加工すると黄色く仕上がらない、白っぽい干し芋になることがあります。
それはおそらくどちらかの親の特性が強く出てきているのでしょう。

その白い紅はるかの中でも、特に甘さが強い芋があります。
それを集めたのが、今月の紅はるか平ほしいもです。

黄色くないけれど、その美味しさは紅はるか平ほしいもの中でも、かなり高品質の部類に入るものです。

とても珍しい干し芋です。どうぞお楽しみ下さい。

2019年8月2日 株式会社タツマ
福井保久