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2019年10月の定期宅配お宝干し芋今月の定期宅配干し芋を発送しました

美味しい紅マサリ干し芋は、いかに大きく作らないかです。
だから四切り干し芋が最高です。

紅マサリはどの畑でも、肌が綺麗で、長細い形に育つ性質があります。

サツマイモを食べている感覚になるのが、紅マサリ干し芋の特長です。

収穫した紅マサリは、四切り干し芋用に適したサイズはあまりありません。

“畑を選ばない”のが紅マサリです。

どの品種でも『干し芋の原料芋として高品質』と云われる条件の一つとして、“形が良い”ということが挙げられます。
そしてもう一つは、“適度な大きさ”であることです。

そこで、その品種の性質に合わせて土作りをしたり、栽培方法を変えるのです。
もって生まれたその畑の特性というのがあって、それは土だけでなく、日当たりであるとか、畑の高低であるとかも含めて決まります。
どんな作り方でも、この品種はこの畑では上手く出来ない、逆にあの畑では、あの品種を作ると上出来になる、ということが珍しくありません。

ところが紅マサリに限っては、どの畑で栽培しても形が良いサツマイモに育ちます。
そこで、他の品種が育ち辛いという畑で栽培する品種として重宝されます。

その長所は大変に助かるのですが、紅マサリは干し芋の原料芋としては大きく育ちすぎてしまう傾向があり、これに気を付けなければなりません。

豊作になりやすいということですから、干し芋以外の加工用としては申し分ないのですが、干し芋用として作付けする時は、大きくならない工夫が必要です。

収穫した原料芋のうち小ぶりなモノは丸干し芋用になりますが、紅マサリは丸干し芋用はほぼありません。
その次に大きいモノが四切り干し芋用で、紅マサリはこれさえもあまりありません。

しかしこの大きさの紅マサリは、紅マサリ干し芋の中で最高の味に仕上がります。

今月はその小ぶりの紅マサリで作った四切り干し芋です。どうぞご期待下さい。

2019年10月4日 株式会社タツマ
福井保久