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2025年8月の定期宅配お宝干し芋今月の定期宅配干し芋を発送しました

角切り芋の生産量は減り続けています。
無農薬栽培の玉乙女の角切り芋は大変希少です。

苗を植えてから収穫まで有機(無農薬)栽培では草取りは日課です。

ふっくらした玉乙女の中でも長く育った芋を角切り芋にします。

大きい原料芋を時間をかけて蒸かし、縦と横の2回スライスして簾に並べます。

ふっくら育つ玉乙女は角切り芋に向いているサツマイモです。

以前は玉豊が生産量の8割以上でしたが、ここ10年で紅はるかが9割ほどの生産量をしめるようになりました。

玉豊が主流だった時は、丸干し芋の生産量は5%にも満たなかったのですが、
紅はるか丸干し芋は生産量の15%位になっています。
その理由は、玉豊は大きく育つので、小さい原料芋で作る丸干し芋は
あまり収穫されないからです。

それとは逆に大きい原料芋で作る角切り芋は、玉豊の時は丸干し芋よりも多く5%は
優に超えていたのが、紅はるかでは2%ほどしか作られていません。

玉乙女は、玉豊並みの収穫量を見込める干し芋用のサツマイモとして品種改良されました。
玉豊のように大きくふっくらと育つので、角切り芋に向いています。

ただし玉乙女の作付け自体がわずかなので、玉乙女干し芋の生産量はとても少なく、
必然的に玉乙女角切り芋は大変珍しい干し芋になっています。

今月は自社農園で、無農薬で栽培した玉乙女の角切り芋です。
無農薬でなくても他の農家では作られなくなってしまった干し芋です。

2025年8月1日 株式会社タツマ
福井保久