2026年5月の定期宅配お宝干し芋今月の定期宅配干し芋を発送しました
有機栽培では年々収穫量が難しくなってきた
有機いずみの角切り芋です。
収穫したいずみの中から、角切り芋用に選別した原料芋を加工します。
甘さでは紅はるかが勝りますが、独特の甘さがいずみにはあります。
育たないのと皮むきが大変なので一般栽培でもいずみは希少です。
“いずみ”は昭和13年に品種登録された古い品種です。
有機農業をやり始めて20年以上経つのですが、栽培当初のいずみは農薬を使わない有機栽培でも、著しく健康をそこなったサツマイモに育つことはありませんでした。
しかし年数を重ねるごとに、徐々に形が揃わず大きさもマチマチで、
干し芋に加工するには不具合となってしまう原料芋が育つようになってきてしまっています。
有機農業は雑草や病害虫の被害を受けることから、
リスクを回避するためにさまざまな品種を多くの畑で栽培することにしています。
20年前、いずみが雑草や病害虫の被害を受けにくいのは古い品種だからかと推測していました。
けれど、やはり畑の地力の方が影響力が大きいと判明しています。
畑の地力は、肥えた土にすることと、健康な土にすることです。
いずみに限らず、もっと言えばサツマイモに限らず、それは有機農業の基本です。
そして、その地力を養うため、即効(速効)性がある化学肥料と農薬を使わないとなると、
手間と時間が膨大にかかるのだとつくづく実感しています。
年々収穫量が減ってきてしまった有機いずみですが、
有機干し芋の適正は相変わらずとても高いです。
少ない収量の中から大きく育ったいずみだけを集めて角切り芋にしました。
2026年5月1日 株式会社タツマ
福井保久
