福井保久の二十四節気考

今年の１１月７日は旧暦で閏9月15日、この日は立冬（二十四節気）です。

今年の干し芋用のサツマイモの収穫は、雨が多かったために遅れ気味でしたが、収穫終了目標の立冬までには終わらせることができました。

大きな台風が二つ上陸したことに加えて、全般的に降水量が多く（平年の約１．５倍）、畑が乾く間がないという状況でした。

当たり前ですが水は低い方に流れますから、雨が多いと低い畑は水溜りになってしまいます。
そういう畑は、天気予報と睨めっこで晴れが続くチャンスを逃さずに芋掘りしました。

私事ですが、農業の勉強を兼ねて自然農の稲作をやっています。
この稲刈りが１０月下旬から今の時期にかけてです。
すべて手で刈り、稲藁で束ねた稲を天日干しで乾燥させますから、脱穀は今月の後半頃からになります。
そのあと籾摺りですから、新米を食べるのは１２月になりそうです。

今シーズンの干し芋が出来上がるのと丁度同じ頃で、立冬からひと月経った、どちらもかなり遅い収穫です。

福井 保久