福井保久の二十四節気考

今年の5月5日は旧暦で3月29日、この日は立夏(二十四節気)です。

雑節(ざっせつ)の“八十八夜”を経て、立夏になります。
これらの言葉は新緑につながります。

静岡ではお茶摘みで、またお茶畑から山へ目を移しても新緑を感じる頃です。

ほしいも農家の庭先も様々な新緑があるのがこの時期です。

干し芋加工が終わる2月下旬から今年育てる農産物の苗作りが始まり、夏収穫の苗は植え終わり、秋収穫の苗は苗作りしているからです。

夏収穫の農産物は、メロン、ジャガイモ、早堀りのサツマイモ等で、植え終わり、根が張り、苗から新たな新葉がでてきています。

秋収穫の農産物は稲作と、もちろん干し芋用のサツマイモです。

稲の苗ももうだいぶ育っていますし、サツマイモの苗は伸び盛りです。

また庭先では、自家製の野菜のトマト、ピーマン、トウモロコシ、ナス、オクラ、キュウリ、枝豆、ゴーヤ、ズッキーニ等々が育ってきて賑やかです。

どれもこれからグングン育っていく若々しい姿で、それを見ると夏に向かっていくことを実感します。

福井 保久