福井保久の二十四節気考

今年の10月8日は旧暦で8月29日、この日は寒露(二十四節気)です。

高温少雨の8月から一転して、ほしいも産地の9月は気温は平年並みで、降水量は平年の160%となりました。
毎日雨だったという印象です。

それは当らずも遠からずで、10月になっても稲刈りが済んでいない田んぼが、ほしいも産地でも、お隣の米どころの常陸太田市でも目立ちます。
干し芋農家は、稲刈りが終わらないとサツマイモ収穫ができませんから、追い込みで稲刈りをしています。

自社の有機農園も、9月25日位から収穫をはじめようと目論んでいましたが、9月の終わりからの立て続けの台風で、晴れても畑に入れず、ここにきてようやく収穫準備を始めています。

できれば芋収穫は次の二十四節気の「霜降」までに、遅れても次の次の二十四節気の「立冬」までには終わらせなければなりませんので、急いでやっていこうと心しています。

福井 保久