福井保久の二十四節気考

今年の9月23日は旧暦で8月25日、この日は秋分(二十四節気)です。

今年も暑い夏でしたが、処暑(8月23日)あたりからその意味通り、夏の終わりを仄めかすようになりました。
白露(9月8日)の頃にはこれもその意味通り、暑い日もあるけれど、もう夏ではないことを感じる今年の気候でした。

その夏の終わりはサツマイモのつるや葉にも現れています。

イモムシに喰われてしまった葉もそうですが、だんだん黄ばんでもきます。

その具合を観て自社農園ではそろそろ収穫をいつにするかを考えて、その準備をするのが秋分の頃です。

畑にも行きますが、つる刈り機やトラクター、芋掘り機の整備をしたり、収穫用のコンテナの用意、保管場所の確保を始めます。
それと並行して試し掘りです。

試し掘りは期待と不安がある、おっかなびっくりの作業ですが、収穫の順番を決める重要作業でもあります。
収穫の秋が来たことも実感します。

福井 保久