福井保久の二十四節気考

今年の10月24日は旧暦で9月26日、この日は霜降(二十四節気)です。

霜降は霜に注意の二十四節気です。
次は立冬ですから秋最後の二十四節気でもあります。

二十四節気は5日ごとに、初候、次候、末候の七十二候に分かれるのですが、ほしいも産地で霜が降りるのは今ではだいたい末候(今年は11月3日)あたりです。

一昔前は初候の頃、霜降の訪れとともに、霜の心配をしていて、畑に置いてあるサツマイモは霜が降りると傷んでしまうために、なるべく早く収穫作業を終わらせるようにしていました。
ですが、最近は10月中に終わらせるのが一つの目安です。

ある程度の気温があれば、芋は畑の中で少しずつでも大きくなります。
芋が育っていいのですが、収穫作業の遅れにもさすがに限界があります。

12月に干し芋加工を始めることから逆算して、その準備も時間がかかるので、やはり11月5日頃までには収穫は終わらせます。

さて、今年も芋掘り真っ最中になっています。
日暮れも早い時期になっているので、晴れの日は早朝から畑仕事です。

福井 保久