福井保久の二十四節気考

今年の12月7日は旧暦で11月4日、この日は大雪(二十四節気)です。

12月に入り、冷え込んできた干し芋産地です。今年の干し芋も徐々に仕上がってきました。

平ほしいもは、天日干しで一週間から10日かけて乾きます。蒸かし始めはまだ干し場が空いていましたが、だんだんと仕上がり始めた農家の干し場が一杯になってきたところです。

ここ数年、品種は”紅はるか”が人気なので干し場には黄色い紅はるか平干し芋が並んでいます。

その中に、今年登場した新しい品種”ほしあかね”の濃いオレンジ色を見かけますが、ごくごく稀です。
数年前まで主力だった”玉豊”は今年も作付けが減ってしまい、干し場でも珍しい干し芋になってきています。玉豊の干しはじめの色は白っぽく地味な色でしたから、最近の干し場は、かなりカラフルになってきています

福井 保久