福井保久の二十四節気考

今年の6月21日は旧暦で5月23日、この日は夏至(二十四節気)です。

ほしいも用のサツマイモの定植が終わり、一度目の除草をしています。最初に植えた苗は根付いて葉を伸ばしていますが、最後の苗はそろそろ根付く頃です。最初に植えた苗でもまだ芋が成っていることはないですが、この昼が一番長い夏至から半年後の夜が一番長い冬至の頃には、ほしいもが仕上がっています。

それを想うと改めて、太陽の恵みに感心します。

この陽の長さが、気温をどんどん高めて、また光合成を活発にしてサツマイモの実にデンプンを蓄えさせます。

それはこれからではなくここまでも同じで、農家自家製の夏野菜がもう収穫され始めています。

有機栽培の畑では草がグングン育ってしまい草取りに苦労していますが、それだけサツマイモも育っている、ということを想いながら草取りに励んでいます。

福井 保久