福井保久の二十四節気考

今年の7月7日は旧暦で6月9日、この日は小暑(二十四節気)です。

関東地方は過去最高に早い梅雨明けで、干し芋産地も6月の降水量は平年の半分あまりの空梅雨でした。

そして梅雨明けと共にやってきた猛暑で辛い畑仕事になっています。

今年の二十四節気の“小暑”は名ばかりで、もう十分に“大暑でしょ”と言いたい気分です。

いきなりの暑さへの対応に一苦労していますが、芋の方はそれ以上にもっと雨が欲しいのではないかと心配しています。

この時季からのこの暑さは私も今まで体験がありません。しかし解っていることは、雑草は暑さにも少雨にも適応するということです。

サツマイモも農産物の中では強い方なので、生長が草に負けない限り、除草での手助けをすれば大丈夫です。ただしそれがどこまでできるか、自分に言い聞かせています。

福井 保久