福井保久の二十四節気考

今年の7月23日は旧暦で6月25日、この日は大暑(二十四節気)です。

暑い日が続いています。農産物の実が成熟していく指標に積算温度がありますが、これがいつもの夏とは状況が違うので、今年は色々な野菜や果物が実の成り方が違ってこないわけがないでしょう。

そんな異常がそろそろ目の当たりになるのではないかと気にしています。

サツマイモの実の肥大にももちろん積算温度は影響します。

サツマイモは根が実になります。その実が一株からいくつ付いているかが今年は特に気になっています。

いつもなら四つから五つ位だと、ちょうどよい大きさの原料芋になります。それ未満だと一つが大きくなりすぎ、それよりも多いと小さい芋ばかりになりますが、今年はもっと実の数が多い方がちょうど良い大きさまで育つのではないかと予想しています。

そういう根付きになっている株は豊作になりますが、なかなか上手くいかないでしょう。

多分育つのは間違いないでしょうから、育ちすぎないことを期待しています。場合によつては芋掘りを早くすることも考えています。

福井 保久