福井保久の二十四節気考

今年の8月23日は旧暦で7月25日、この日は処暑(二十四節気)です。

「立秋」は干し芋産地でも本当に暦の上だけの秋です。暑さが止む「処暑」からが秋の気配となるのはもう何年も大半の日本の気候でしょう。

確かに真夏の暑さではなくなるのがこの処暑の頃からで、日中はともかく、朝晩にそれを感じます。しかしそれ以上に、日が短くなっているのに気づくのがこの頃で暑さが収まるよりもそれで秋を感じ始めます。

そして今年も芋虫が暴食を始めました。残念ながら夏の終わりを一番に実感するのはこの芋虫被害で、今年も草取りから虫取りに農作業が変わってきました。

福井 保久