福井保久の二十四節気考

今年の9月23日は旧暦で8月28日、この日は秋分(二十四節気)です。

干し芋農家の高齢化で年々生産農家が減少しています。生産を続けている農家であっても作付け面積が減っているのも恒常化しています。

それに反して、若くてやる気がある農家が、空いていく畑を借り上げて大規模化しているのもここ数年の傾向です。

その大面積で干し芋生産している農家は、これまでのサツマイモ栽培とは異なり、定植も収穫も早くから遅くまで作業します。

昔は10月からの収穫が当たり前だったのが、9月に入るとすぐにつる刈りをはじめ、既に芋掘りが始まっています。

自社有機農園では秋分を境に収穫作業に取り掛かります。

まずは芋虫被害が多かった畑からです。幸いにも被害が軽く葉が残っている畑はギリギリまで芋掘りを待って少しでも実を大きくさせます。 その収穫準備が終わったところです。

福井 保久