福井保久の二十四節気考

今年の1月6日は旧暦で12月15日、この日は小寒(二十四節気)です。

氷点下の朝が続く日々になり、洗い桶の氷も厚さを増してきました。

お正月のあいさつの農家回りにいくと、年末に干してあった干し芋はどこの農家も仕上がり、年明けの蒸かしが始まっています。同じく自社有機農園の干し芋加工も始まりました。

この陽気と天気予報を見る限り、2023年のスタートはこの分だと寒い晴天の干し芋日和の1月になりそうです。
なにしろこの小寒から立春にかけてが干し芋加工にとっては絶好の時期です。今年はその通りになりそうで干し芋農家としては何よりの天の恵みと感じています。

その寒さは保管中の原料芋には天敵で、外回りの仕事も辛くなりますが、干してある干し芋には歓迎です。

福井 保久