福井保久の二十四節気考

今年の2月19日は旧暦で1月29日、この日は雨水(二十四節気)です。

自社有機農園の原料芋もだいぶ残り少なくなってきました。

2月中旬になりましたが、まだ半数近くの農家は加工をしています。けれど、そのまだ蒸かしている農家の原料芋も少なくなっています。

農家回りをしていると、加工を終えて片付けしている様子も見かければ、早くも畑に出ている姿も目にします。

また一息ついてのんびりしている農家もいます。それを観て加工が続いている農家は「早く終わらせたい」と口にするのがこの時期です。

有機農園のスタッフはそんな"早く終わりたい"ということは口にしませんが、農家は一国一城ですから素直な気持ちが口にでます。親しい農家ほど本音が聞けます。

福井 保久