福井保久の二十四節気考

今年の6月6日は旧暦で4月15日、この日は芒種(二十四節気)です。

私事ですが、先日亡母の法要を行いました。その時お墓に小さいカマキリがいました。

芒種の初候の「蟷螂生(かまきりしょうず)」を感じました。

芒種は稲や麦などの禾(のぎ・芒)がある農産物の種まきの頃を教えます。そしてこの頃は雨が多くなる時期でもあります。

ここ一週間は台風2号の影響で雨が多く、今一番に進めたい定植は雨の合間を縫ってでしたが、水はけが悪い畑には入ることができず、雨の間にせっせせっせと切っていた苗がたまっています。

これはどの農家も同じで、晴れと同時に一気に定植が進んでいます。そして同じ様にこの暖かさと雨で生長してきている草もなんとかしていかなければなりません。

畑仕事が忙しくなってきました。

福井 保久