福井保久の二十四節気考

今年の11月8日は旧暦で9月25日、この日は立冬(二十四節気)です。

畑は収穫がほぼ終わり閑散としてきています。
また、早くに芋掘りを終えた農家が蒔いた輪作麦が芽を出し始めました。
11月に入り干し芋産地はようやく秋が深まってきた感じでしたが、ここにきてもう冬の様相にもなってきました。

自社の有機農園は、芋堀りの後の今年最後の農作業をしています。
それを終えれば干し芋加工準備に取り掛かり、また収穫した原料芋の寒さ対策のための冬支度もします。
お付き合いしている干し芋農家回りもこの時期から始めます。
どの農家も加工前の準備に勤しんでいるので、行くと今年の動向の話をします。
原料芋の育ちが良かった農家が多く、いつから蒸かし始めるかの話が主で、そんな話をしていると、干し芋シーズンがもうそこまできていることを実感します。

福井 保久