福井保久の二十四節気考

今年の5月5日は旧暦で3月27日、この日は立夏(二十四節気)です。

今年は全国的に桜の開花が遅れました。
平年なら静岡と干し芋産地では一週間程の間があるので、静岡と茨城の行き来が多い私は両方で桜を楽しむことができるのですが、今年はほぼ同時に開花でした。そのため個人的に桜の時期が短かった印象です。
4月の干し芋産地は晴れの日が少ない割には降水量は多くなく、気温も低くはないというひと月で、サツマイモ苗と稲の苗は桜が遅いのとは関係なしにいつも通りの生長です。
ですから稲作では田植えが始まってきましたし、サツマイモ栽培の方は、畝立てを始めている農家が出てきました。
連休明けも暖かい日が多い予報が出ていますので、稲作よりも干し芋を主にしている農家では、もう今週中に原料芋の定植が始まりそうです。他の農家も田植え後はすぐに定植になるでしょう。

自社の有機農園の育苗も順調です。
苗を植えるタイミングはとても大事です。それを逃さないために畑作りを進めています。

福井 保久