福井保久の二十四節気考

今年の6月21日は
旧暦で5月26日、この日は夏至(二十四節気)です。

いつの間にか田んぼでは稲の分けつが進んでいます。
畑でも5月早々に植えた苗が育ってきています。

自社の有機農園ではまだ幼い苗ですが、雑草は勢いがあり、
田んぼの稲や早い定植の畑のサツマイモが育っているのも
得心します。

ですから除草は既に全力です。

畝は黒マルチで抑草してありますが、その隙間から伸びる草を手取りで草取りです。
そしてこの時期の主な除草は畝間です。
サツマイモのために入れてある肥料で肥えた土は草も大喜びです。
除草機と鋤簾(じょれん)で生えはじめの草を取っていきます。

一度草を除いてもまたすぐ伸びてきますから、
なるべく早い周期で畑を回ります。
このなるべく早く回る、生えはじめで除草に来ることができるかが草取りのポイントです。
伸びてくれば来るほど、一つの畑にかかる草取りの労力と時間が加速度的に増すからです。

雨など構わず畑を回っています。

福井 保久