福井保久の二十四節気考

今年の8月7日は旧暦で
閏6月14日、この日は立秋(二十四節気)です。

もう何年も前から平年の気候と比べることはあまり参考にならないと痛感しています。
時に夏の気温です。
今年の6月や7月の最高気温は平年よりも約5℃高く、
もう同じ季節ではありません。
そこで昨年や一昨年と比べて対策を練るようにしています。

すると7月の気温は昨年と一昨年はほぼ同じ(昨年の方が最低気温が0.8℃高くなっていました)ですが、今年は最高、平均、最低気温共に昨年比で0.2~0.4℃高くなっていました。

昨年よりももっと暑いという体感は間違っていませんでした。 こうなるとここ数年の傾向の育ちすぎが今年はより心配になります。

単に大きくなるのを防ぐだけなら、早掘りという手がありますが、育ちすぎによる品質劣化は早掘りでは防ぐことができません。
それに加えて雨が少ないことも品質に悪影響を与えます。

愚痴ばかりになりますが、ここのところの夏は農家泣かせの猛暑なのです。

福井 保久