福井保久の二十四節気考

今年の9月7日は旧暦で7月16日、この日は白露(二十四節気)です。

白露という二十四節気は、個人的にはとても秋らしい響きを感じます。

ほしいも産地でも、そろそろ稲刈りが始まっています。
その田んぼの景色や空模様は秋らしさがありますが、気温は白露とは遠く厳しい残暑が続いています。
とはいえ秋に備えていく時期で、収穫を見据えた農作業に移っていきます。

まずは収穫する畑の順番を決めていきますが、まだ育ちそうな畑、草取りや虫取りがうまくいっている畑を後にし、育ちがよくない畑から収穫していきます。
今年は明らかに不作となる畑が2か所あるので、まずはそこから、は決めるまでもありません。

すると、いつから始めるかになりますが、今年はその2か所を取り急ぎ片付けて、残りの畑はそれぞれの適期をみながらにしようと考えています。
うまくいっているであろう畑のサツマイモをできるかぎり育てて、しっかりと丁寧に収穫を、です。

いずれにしても、暑いことによる弊害を見据えるのは変わりません。

福井 保久