福井保久の二十四節気考

今年の12月7日は旧暦で10月18日、この日は大雪(二十四節気)です。

12月に入りいよいよ天日干しの農家が蒸かし始めました。

乾燥機の農家は天気を選びませんが、天日干し農家はそうはいきません。
幸い晴天が続いているので、今シーズンの干し芋加工は良い滑り出しになっています。

自社の有機農園でも先日試し蒸かしをしました。
まだ仕上がっていませんが、品質は良さそうです。

原料芋の栽培期間はここ数年の例にもれず、ずっと気温が高く推移してきましたが、11月からは平年に近い気温が続いています。

干し芋は原料芋の出来不出来だけて豊作か不作かは決まりません。
12月からの加工により、ここからの仕上がり具合で、最終的に今年が豊作か不作かがわかります。
「平年に比べ晴れの日が多いでしょう」と長期天気予報が出ています。
干し芋日和の寒い晴天が期待できます。

福井 保久