福井保久の二十四節気考

今年の1月20日は旧暦で12月2日、この日は大寒(二十四節気)です。

ほしいも名人の農家を回って、蒸かしたての熱々の芋を皮むきしているところを見ると、
糖化した芋の蜜が溢れています。
そして干し場にいくと、その蜜が照りとなり艶々と見るからに甘く仕上がっている様子が目の当たりにできます。

完熟は、原料が傷んでしまうぎりぎりの一歩手前です。
またサツマイモにとって寒さは大敵で、
保管場所によっては一晩で冷え腐りになることもあるので、
ほしいも農家は原料芋の保管に一番気を遣う時期です。
甘いほしいも作りは寒さとの凌ぎあいです。

夫婦二人で干し芋作りをしている農家では、
そろそろシーズンの終わりが近づいています。
大規模農家ではまだまだ加工が続くので、
原料芋は厳重に保管されていますが、
それでも折り返しになる頃です。

今年度の干し芋も今が作り時ですし、
私にとっては今が仕入時です。

福井 保久