福井保久の二十四節気考

今年の2月4日は旧暦で12月17日、この日は立春(二十四節気)です。

今年の冬は干し芋産地でも厳しい寒さとなりました。
強い冬型の気圧配置なので、
雪や雨はほとんどなく快晴が続いています。
最低気温もまだ毎朝氷点下まで下がり、
簾を洗うための大きな水槽は厚い氷に覆われています。

その真冬の天候は、干し芋の乾きには追い風です。
特に今干し場にたくさん並べてある丸干し芋は、
いつもの年以上にはやく乾いてきています。
そして日が長くなるのを実感する立春からは、
冬型の天候が緩んできても、日照時間が長くなることで
乾きが良い時期になります。

とはいえ干し芋加工を終える農家が増えてくるのもこの頃からです。
その農家の加工場からは、朝蒸気が上がらなくなり、
だんだんと干し場が空いてきます。
まだ原料芋を多く残している農家は少し羨ましく
それを観ています。

福井 保久