福井保久の二十四節気考

今年の2月19日は旧暦で1月3日、この日は雨水(二十四節気)です。

“雨水”は農耕を始める時期の
目安として用いられてきました。

ほしいも産地でも、田んぼでは“こわし”と呼ばれる耕起・田起こしが、畑ではジャガイモの準備が始まる時期です。
また干し芋農家の中でも、干し芋用ではない早掘りのサツマイモを生産する家は、干し芋作りを早々に終えて、庭先で厳重に囲ったビニールハウス内で育苗を始めます。
まさに雨水です。

それとは裏腹にたくさん加工する農家は、まだまだ干し芋加工が続きます。
新年度の原料芋の栽培は3月末から始めれば間に合うからです。
間に合わない時は加工と並行して行うこともあります。

ほしいも農家にとって雨水は、
加工を終える指標というのが一般的ですが、加工が続く農家には、季節が変わってきたことを告げてもらう二十四節気です。

福井 保久