福井保久の二十四節気考

今年の5月21日は旧暦で4月5日、この日は小満(二十四節気)です。

自社有機農園では、サツマイモ苗を植えるための畑の準備がようやく終わり定植を始めたところです。

肝心の苗は育ちすぎになっていますが、農薬や化学肥料を使わない有機栽培では一般栽培よりも苗の生命力に頼るので、育ちすぎが丁度よいくらいです。

大農家は早々に定植を進めていましたし、小規模農家も連休明けから植え始めたので、もう半分近くがサツマイモ畑になっています。

産地全体での進み具合はひと昔前よりも10日ほど早くなっています。
昔はこの時期に寒い日があってもおかしくなく、天気予報で寒い日を避けることをしたりしましたが、そんな心配は今ではありません。

それよりもこの後、どんな梅雨になるかを気にするようになりました。

降水量もそうですが、まだ根付いていない時にスコールのような大雨や大風があると畝が流されてしまうことや、昨年の様に梅雨明けが早いと、まだ幼い苗があまりに強い日差しで枯れてしまうことが心配です。

田畑を潤す梅雨が、それだけではなくなっているのも、ひと昔前とは違ってきている産地の状況です。

福井 保久