福井保久の二十四節気考

今年の10月8日は旧暦で8月17日、この日は寒露(二十四節気)です。

有機農業は農薬を使いませんから、イモムシ対策として、なるべく畑に侵入しないように、畑の縁周りに緑肥作物のクロタラリアを育てています。

クロタラリアは2mほどの高さにまで生長するので、サツマイモが植えてある外側の縁に1mほどの厚みを持たせて栽培することで、イモムシが入り辛くなります。
また、有機の畑にいるイモムシもそこから出づらくなりますから、近隣農家に迷惑をかけることも少なくなります。

毎年収穫前にそのクロタラリアの鋤き込みを行います。
虫対策と共に緑肥としての効果も期待していますが、その作業がようやく終わったところです。
これで収穫準備が整いました。
この後はつる刈り、掘り起こし、収穫、保管へと進んでいきます。

収穫が終わるまでは天気が気になるところですが、幸い秋晴れが続く予報です。
周りの畑ではかなり芋掘りが進んでいます。

自社農園でもようやく収穫の秋を迎えます。

福井 保久