ブログ 今日のいもたつ

2012年08月

虫が盛んになってきています

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虫が盛んになってきています
お盆明けから徐々に虫に食べられる葉っぱが目立つのですが、
涼しくなるとそれが顕著です。
そして9月は虫の最盛期になります。

10月中旬から芋掘りがはじまりますが、
それを知っているかのごとく、
9月に入ると、食いだめするかのように食欲旺盛になります。

【芋日記】

日時:2012年08月31日 07:36

遅く植えてたサツマイモ

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左よりも右のサツマイモは、
苗を植えた時期が約1ヶ月違いますが、追いついてきています。

春の気候での伸び方と夏の気候での伸び方は全く違うからです。
サツマイモ周辺の雑草も、
じっと見ていれば伸びていくのがわかるのではないかと思うくらい
育ちが速いです。

【芋日記】

日時:2012年08月30日 07:44

陽のあたる教室 1995米 ステーィヴン・ヘレク

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1965年から30年間の高校の音楽教師の半生です。
2時間ちょっとで30年間なんて、あっという間ですが、
ある程度の年齢なら、これくらい速いのが人生と感じるのではないでしょうか。

映画は教師と生徒のいくつかのエピソードと、
30年間のアメリカの出来事を織り交ぜて進行します。
ラストは、とてもハリウッド映画らしかったです。

教師は与える仕事です。
教え子を磨きます。それと同時に教師自身も葛藤し、磨かれています。
ラストのエピソードにつながる原因は、
音楽授業の廃止なのですが、
それに対して主人公が猛烈に批判します。
音楽の素晴らしさを、その恩恵を最も受けたのは教師自身だったのですね。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

日時:2012年08月29日 06:07

雨乞い

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2週間以上雨なしで、
サツマイモの葉がしおれています。

一昨年も日照りの影響で不作だったので、
その年と似た傾向になっいています。

夕立に期待しているのですが、
思うようになりません。

【芋日記】

日時:2012年08月28日 07:41

孤島の王 2010諾/仏/瑞/波 マリウス・ホルスト

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1915年、島全体が少年院となっているノルウェーでの実話が基の映画です。
ノルウェーにとっては負の歴史でしょう。
どこの国にもそういう歴史はあります、そして伝えておくことはとても大事です。

閉ざされた少年院内は、自由がないのはもちろん、不条理で人格も否定されます。
大人たちのエゴや支配欲や汚職の世界で、
更生の心もありますが、つけたしにしか見えません。

少年達は厳寒の地で、大人たちのための労役をし、
性的虐待まで受けます。
食事も粗末、凍死寸前まで追い込まれることもあります。

ある時、目に余る寮長を解雇したかに見えてそうではなかったことで、
反乱が起こります。
抑えるだけ抑えられていた人間否定からの反発が爆発し、クーデターです。
しかし、軍隊の出動で一晩で鎮圧されます。


人の尊厳を問いかける映画です。
力では屈折させることができないことが、
この島でも起きていました。

1900年代の前半に世界のあちこちで起きた、
人類全体が超えるべき心があり、
その一介の事実です。
その超えるべきものを手にしていない現在まで、
これと同じことが繰り返されています。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

日時:2012年08月27日 07:37

まごころ 1939日 成瀬巳喜男

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昭和14年の作品ですから、プロパガンダ色がありますが、
それをも逆手にとっています。
冒頭の婦人達のデモ、劇中のバンザイ、
召喚令状、ラストの出征のバンザイ、
あたりにそれを感じますが、
本題は、深くて優しい人間模様を映した映画です。

主人公は小学六年の仲のよい女の子二人、
金持ちの子(父が、高田稔)と、母子家庭の子(母が、入江たか子)です。

高田稔と入江たか子は好き同士だったのですが、
結婚しないという過去がありました。
高田稔は金持ちの家に婿養子に入ります。
その妻は二人の過去を知っていて、とっても、今でも嫉妬しています。
亡くなった入江たか子の夫は、どうしようもない男だったこともキーです。

ふとしたことで、女の子二人は、
それぞれの親の過去を知ります。
当然、自分の親のことですから不安になります。

二人は生まれた経緯を考えます。
暴力の父親だったことを知った少女は、
もしかしたら高田稔が父だったかもしれないと思考します。

また二人の少女は、(金持ち家の)父母の確執を心配し、
(母子家庭の)母と高田稔の今の気持ちを恐々と察しようとします。


何気ないドラマをサスペンスのようにし、惹きこみます。
登場人物の視線とシーンのつなぎのリズムが、台詞以上に心の声を伝えます。
そして、小道具のフランス人形のやりとり、
しかもそのやりとりの発端となったケガが、
ラスト前の少女のあのシーンに活かします。
実に見事な演出です。

また、風景も綺麗に撮れています。
少女二人が遊んだり泣いたりするシーンも綺麗です。

思いやりがあふれるシーンが多いのですが、
母子家庭の祖母が、少女の亡き父をなじる台詞や、
高田稔が、嫉妬でどうしようもなく卑しく落ちた妻に浴びせる言葉は、
(この妻が最初に担任に語る言葉の嫌らしさがここで生きます)
かなり辛辣で、「まごころ」とはかなり離れています。

その落差がサビのように利いていて、
こちらの心に響きます。

この作品も成瀬巳喜男らしいし、
素晴らしい一本でした。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

日時:2012年08月26日 06:37

休耕畑の土壌改良

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有機栽培では病害虫に強い畑を作るのが必須です。
管理している畑の半分は休耕して、交代で地力をつけるようにしています。
その方法のひとつが、緑肥植物のソルゴを栽培して育てて鋤きこみます。
有力な方法です。

他には自家製たい肥を作り、畑に入れることも有力ですが、
作れるたい肥の量が限られるので、
ソルゴ等の、輪作での対応が主になります。

【芋日記】

日時:2012年08月25日 06:13

草取りの追い込み中ですが

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今、サツマイモのつると葉が育たないと、収穫が期待できませんから、
草取りは追い込みです。
しかし・・・。
ここは麦間栽培で、麦藁が草をある程度は抑えているのですが、
キレイにしてから、他の畑を回っていると、
すぐにまた草が繁茂しています。

追いかけっこなのですが、大変です。

追伸
昨日は「処暑」でした。二十四節気更新しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
二十四節気「処暑」の直接ページはこちら
処暑

【芋日記】

日時:2012年08月24日 07:24

EMぼかし栽培の効果

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EM菌と米ぬかでぼかし肥料を作り畑に入れました。
サツマイモの肥料として入れたのですが、
畑の表面でEM菌を活性化させることにより、
草が出るのを抑えることも狙いました。

サツマイモのつると葉の伸び具合で肥料の効果は見られます。
草も予想以上に抑えられました。
収穫量と、サツマイモの品質の検証によってはこの栽培を進めたい所です。

ただし、この栽培はEMぼかし肥料を入れた後に、
畑を覆うという作業があるので、広い畑で対応できるかが課題になります。


【芋日記】

日時:2012年08月23日 06:00

麦間栽培その後

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昨年から通算で9箇所の畑で試している麦間栽培ですが、
麦の育つ時期での違いもわかってきました。

昨冬に麦を蒔くと、春先から大きくなり、
初期の段階の抑草に効果があります。
今年の春に麦を蒔くと、春先の抑草効果はありませんが、
夏を迎えて抑草が期待できます。

また昨冬の場合は、今までの草と違う草が出て、
草の根の張りも深くないようです。

それらも考慮して今後麦間栽培を活かしたいところです。


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【芋日記】

日時:2012年08月22日 07:34
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