月別記事

ブログ 今日のいもたつ

2013年07月

今年も草取り応援

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ほしいも用のサツマイモのつると葉が伸びきるまでに、
なんとか草を抑えれば、その先草が伸びてきても共生できます。

8月のお盆までが勝負で、この時季が一番草取りが大変なので、
今年も応援に来ました。

【芋日記】

日時:2013年07月31日 07:36

日ごとに変わります

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夏は一雨ごとに畑の様子が変わる位に変化します。
気温が高いので、サツマイモも活発ですが、
草も虫もそれらに寄ってくる動物達も活発だからです。

【芋日記】

日時:2013年07月30日 07:41

かえって目立つかも

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サツマイモの畝(うね)間にヒバリの巣があるので、
そこだけ草を残してあります。
かえって目立つと思うのは人間だけでしょう。

三羽の雛は育ちが早く巣立ちそうな大きさです。
親鳥も餌運びが大変でしょう。

【芋日記】

日時:2013年07月29日 07:37

女のみずうみ 1966日 吉田喜重

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中流の上流家庭の奥様が、
「上等な女房は空気みたいな存在だ」 普段は気にもならないが、無くては生きていけない。
と夫に言い放たれている位ですから、夫婦関係は想像できます。
若い男と不倫関係です。

不倫の彼が撮った彼女のヌード写真のネガが、 ある男に奪われます。
その男からストーカー行為をされてしまう奥様、
不倫の男とは、ストーカーの男とは、夫とは、どうなるか。というお話です。

物語とは裏腹で、映像で魅せる映画です。
岡田茉莉子を幻想的に美しく、 愛の隘路に堕ちた女という状況を観念的に、モノクロトーンで映します。
 ですから、台詞での説明はごくわずか、 吉田喜重監督らしい作品です。

岡田茉莉子を3人の男は別々の観点から愛します。
夫は、美しい彼女を人形としてと、道具として愛します。 彼女特有の個を愛すのではありません。
不倫の男も、美しさに惹かれ、夫から奪うことに駆られて、
そして本人にも婚約者がいることで彼女を愛すのです。
それに比べてストーカーの男は少し違います。
最初は他の男達同じです。 「写真の貴方を愛していた」と告白しています。
けれど、彼女が他の男二人からの愛され方に不満と不安を持っていることに、 男は愛おしく感じるのです。
彼女は、自分のカラダとネガを引き換えようとしますが、 それはネガを取り戻したいのと、違う愛され方への期待です。
男は、そこが愛おしいのです。

女はその欲望を満たすことができました。
すると、罪悪感が襲ってきて、男との関係をご破算にしょうとします。
人は、他の人から貴方はこういう人だというふうに、造られる部分があります。
また、自分自身が他の人からこう見えたいとして造る部分があります。

時にそれらは、こう生きたいを封印しているのかもしれません。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

日時:2013年07月28日 08:43

祇園の姉妹 1936日 溝口健二

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二度目の鑑賞です。
山田五十鈴演じる“おもちゃ”がとにかく粋です。

物語は、正反対の性格の芸妓の姉妹が、
それぞれの信念で穏やかな生活を求めますが適わない、
溝口監督らしい薄幸の女二人の物語です。

姉は昔かたぎで義理人情に厚い、でも現実と事実をみる力がありません。
妹は芸妓が身を尽くしても報われないことに怒りがあります。
湧き出る力は“男を見返してやる”から出ています。
したたかで嘘も平気、なぜなら、男も芸妓を慰み者にしているからです。
確かに男も芸妓もタヌキの化かし合いです。
それについていける金持ち、おもちゃの欲に応える旦那は良い目をみて、
ついていけない番頭(財力がないもの)は、おもちゃにいい様にやりこまれます。

おもちゃはラスト、番頭に仕返しされるのですが、自業自得です。
おもちゃと旦那衆は対等です。 欲と金との交換です。
だから、おもちゃはルール違反はしていません、 唯一、番頭だけは騙したことになります。
本人は気づいていませんが、 だからしっぺ返しを受けました。

姉の梅吉は、一見聖女です。
こんな女に愛されたらどんなに幸せかと、 彼女を求めたくなります。
けれど、一人では生きていけない人です。 そして男にとって安牌なのです。
だから、どんなに尽くしても男の都合で捨てられます。

この映画は、女性哀歌であり、女性賛歌です。
妹は、まだまだ戦うことを宣言します。
姉は、きっとまた、誰かを愛し尽くすでしょう、それが彼女の生き方だから。
それを肯定しています。

この映画を再見して、 溝口作品の中でも機微の部分でとても擽られる映画だと感じました。
梅吉が男に尽くしシーンがあります。
お土産に丹前まで無一文の男に差し出します、無償で。 (それが彼女の良さであり、男をダメにします)
おもちゃは番頭も、旦那と、姉のための旦那も、手玉にとります。
当時19歳の山田五十鈴のその仕草は、酸いも甘いも知り尽くした女のようであり、
まだ19歳の女らしさもみせていて、とても魅力的です。
男がやられるのも当然だと納得しながら、
男を敵視する女の強さと、それを知りながら騙される男の嫌らしさも表現されます。

『浪華悲歌』も含めて、山田五十鈴の潜在を引き出した作品でもあると強く感じました。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

日時:2013年07月27日 07:15

手が回らない畑

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同じように管理していても、 草が早い畑とそうでもない畑があります。
また、畑によって草の種類も違う場合があります。
草が早い畑は手が回らなくなってしまいます。
ここはそれに加えてつる・葉の育ちが遅いので特に苦戦しています。




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【芋日記】

日時:2013年07月26日 07:57

広い畑なので2分割で使っています

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昨年は畑奥を作付けしたので、
今年は手前を作っています。
奥は土壌改良のために、緑肥作物のソルゴを蒔きました。
6月に(6月にしては)寒い日がなく、 梅雨明けは早かったのですが、
それ以降真夏の陽気で、 雨も時折あるということで、
ここまで順調に推移しています。

【芋日記】

日時:2013年07月25日 07:40

夏本番 虫が活発です。

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農家の庭先ではツバメの雛が大きくなっていました。
有機の畑で時々見られるヒバリの巣も、もうどこも巣立っています。
雑草も花を咲かせていたり、早いものでは種をつけています。
立秋を境に、サツマイモの天敵のイモムシも増えてくるでしょう。
けれどそれまでに、畑に多種類の生物が生息していれば、
イモムシばかりになることはありません。
ただし、草や動物達に押されてサツマイモが育っていないことには収穫は見込めませんが、
今年はどの畑もまずますの生育です。



追伸 7/23は「大暑」でした。二十四節気更新しました。
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大暑

【芋日記】

日時:2013年07月24日 07:12

銀河農法栽培の人参芋と安納芋

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土壌改善の銀河星を使った農法の2年目の畑です。
昨年度は初年度ということもあり、 様子見での栽培でした。
作付け時期が遅いこともあり、品質は良いのですが、
収穫量は少ないという結果でした。
今シーズンは、早めの定植で対応しましたが、
つる・葉の伸びは他の畑よりも遅めです。
銀河星は、土になじんで農産物に影響を与えるまでの時間がゆっくりなのかもしれません。

【芋日記】

日時:2013年07月23日 08:03

畑の多様化のために

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有機農業では畑の環境を自然に近づけることが大切です。 畑回りに緑肥作物を植えてそれを後押しします。 今までは、1種類の作物を畑回りに植えていたのですが、 今年は数種類を植えてみました。 イネ科のソルゴ、同じくイネ科のえん麦、マメ科のクロタラリアです。 サツマイモだけでは寄ってこない昆虫も寄ってくるようになります。

【芋日記】

日時:2013年07月22日 07:46
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