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ブログ 今日のいもたつ

ぶっつけ本番 1958日 佐伯幸三

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テレビのない時代にあった「ニュース映画」、
そのカメラマンに生涯は、目の前に起きていることを、
どうやって民に伝えるかだけを考えていた人生でした。
自分の興味が主ですが、これを知りたいはずだ。
伝えなければ。一筋でした。

映画ニュースの速報性はテレビへと移っていったことでしょう。
現代も報道は報道側の思惟があります。

映画ニュースはテレビでは伝えられない真実を伝えることに、
作り手は誇りをかけていたのではないでしょうか?


時折挟まれる戦後の日本の映像は、ニュース映画の断片でもあり、
その頃の日本の若さでもありました。
現代の報道は、残念ながら、年老いたものを感じずにはいられませんでした。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

日時: 2010年08月06日 07:14