ブログ 今日のいもたつ

2011年09月

山形県の注目品種「つや姫」

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山形県は果物王国そして、稲作の主要産業です。
地理的には新潟県よりも北に位置して、
内陸性(盆地もあり)気候の地方が多く、
果物も稲も高品質です。
そして、面積も広く、4つの地方に分かれています。

そのうちのひとつが置賜郡です。
置賜郡の稲作の中心地は川西町です。
ここも大切な農家がいます。

一昨年デビューで、昨年ブレークした「つや姫」ですが、
川西町の産直センターのつや姫を視察しました。
22年産はタツマでも取り扱いが多少でしたが、
23年産は作付けが増えた分扱いも増やすことができそうです。

つや姫は、山形県をあげてのスター候補、
川西町でも期待している新品種ですので、
間違いない品質のものを作るという気概が感じられました。
今年のつや姫は昨年以上に楽しみです。

【米探訪記】

日時:2011年09月14日 07:00

真剣に取り組んでいることがわかります

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有機農業で米作りしている及川さんからは、
色々なことが学べます。
毎年訪問する目的のひとつにどんな取り組みをしているかを
聞くことです。

今回も、EM菌と米糠のぼかしを活用した抑草方法を
教わりました。
有機干し芋のサツマイモ=有機栽培で、
草取りはかなり苦戦しているので、
早速試してみたいことでした。

他にも米栽培でも話をたくさん聞きましたが、
及川さんが真剣に農業に取り組んでいることが
わかる話ばかりでした。そして実際の田んぼがそれを
物語ってもいました。

【米探訪記】

日時:2011年09月13日 07:36

震災の話

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宮城県登米市は今回の地震で震度が高かった栗原市の隣です。
当時の様子を、登米市の米農家の及川さんから聞きました。

家は大丈夫だけれど冷蔵庫が倒れてきたとのこと。
農業倉庫は玄米が崩れて倉庫の壁を突き破ったとのこと。
でもこれ位は大したことはないとのこと。
登米市から東へクルマで30分の南三陸町は、
“何もない”とのこと。

そして話の半分以上は、フクシマ原発の影響でした。

改めて震災の爪あとを感じる話でした。

【米探訪記】

日時:2011年09月12日 06:59

登米市の及川さん

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タツマがお付き合いしている米農家の中でも、
一番まじめなのが、及川さんです。
そして研究熱心で、安心と安全と美味しさと追求している実践派です。

有機栽培は当然という感覚で、
手間がかかる天日干しでの乾燥、
モミ米での保管など、およそ考えられる安全と美味しさを
手間はかかっても実践しています。

今回もその様子がしっかりと伝わってきました。
何よりこの人なら間違いないという雰囲気がいつもあります。
本当にお付き合いしていて良かったと思える方の中の一人です。

【米探訪記】

日時:2011年09月11日 08:35

イモムシよけ

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自社農園はすべて有機栽培なので、虫を抑えることができません。
観ているだけでは悩ましいのです、対策を講じています。

クロタラリアという緑肥作物を隣接の畑との境界線に植えます。
この時季は、イモムシが一番繁殖するので、虫が入りにくいようにするのが
目的のひとつ。
隣の畑で殺虫剤をまいた時の障壁にもしています。
また畑の環境を多様化させるのがかなるい大事だという考えです。

畑はサツマイモが主です。それ以外の植物としてクロタラリア。
(そういう意味では雑草が畑に生えていることは自然と言えます)
サツマイモ、クロタラリア、雑草に潜む芋虫以外の動物。
それらが畑にいることがとても大事です。

【芋日記】

日時:2011年09月10日 08:04

花緑の夢空間(第9回)

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若手の落語家のほんの一握りしか知らないですが、
柳家 花禄 師匠はNo.1だと確信できるほどの高座でした。
寄席よりもCDで落語を楽しんでいる方が多い私が
偉そうなことはいえませんが、モノが違います。

花緑の夢空間は、
静岡市の駿府公園内の日本庭園「紅葉山庭園」の茶室で
毎年開催されています。
抹茶とお菓子を味わえる「呈茶」と、日本庭園を散策し、
そのあと茶室で落語です。
約80名という少人数、マイクを通さない声、茶室の外では虫の音が
聞こえてくる贅沢な独演会でした。

全力投球で2時間を超える高座は間近(高座との距離がほんの1m位)
なこともあり迫力もヒシヒシと実感できます。

高座の後はサイン会で、握手をひとりひとりとしてくれて、
写真まで撮らせてもらえました。
とても謙虚な方で、「花緑師匠はまだまだ上手くなる」と確信しました。

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追伸
「花どん」という9番目のお弟子さんの一席があったのですが、
今まで聞いた前座の中でも一番上手いと思いました。
弟子の教育にもかなり力をいれているのでしょう。
おおいに見習いたいところです。

【いもたつLife】

日時:2011年09月09日 08:02

菊姫純米ひやおろし

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菊姫が今年から初めて蔵出しする“ひやおろし”です。
重陽の節句に合わせて昨日到着です。

これまで菊姫酒造では「ひやおろし」という商品を造ることはしませんでした。
熟成させてからの蔵出しを基本としているため、
仕込んで一年足らずではまだ早いという判断からです。
しかしながら、今回新商品として
“菊姫らしい「ひやおろし」”が蔵出しされることとなりました。

ひと夏越した速醸純米酒は、新酒独特の荒さが旨さに代わり始める時です。
これを“秋上がりした酒”というのですが、まさにそれを味わえます。
しかも、仕込み時に一度だけ火入れした生詰め酒です。
アルコール分は18度と、ほとんど加水もしていないので、
“秋上がりした醍醐味”を味わえます。

菊姫の“純米ひやおろし”はやさしい熟成感の酒です。
この時季に合っている、上品でやわらかな旨み、まろやかだけど硬派な酒で、
アルコール分18度にもかかわらず優しい出来栄えでした。

追伸
昨日は「白露」でした。干し芋産地も残暑ながら秋の気配があります。
二十四節気更新しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
二十四節気「白露」の直接ページはこちら
白露

【酒呑みのひとりごと】

日時:2011年09月09日 08:00

しのぎあい

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草に負けずに頑張っているサツマイモです。
8月早々に草に埋もれそうになっていたところを、
一通り綺麗にした後は、頑張って葉を伸ばしました。

その後、またかなり草が伸びてきましたが、
押されながらも踏ん張っているという感じです。

【芋日記】

日時:2011年09月08日 08:03

生きていることを実感します

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3日ほどかけて草取りした畑です。
つるをひっくり返して、草取りするので、
草取り直後は、つるや葉が、あっちこっちですが、
3日もすると元通りに畑を覆うようになります。

当然、見ていてつるや葉が動くのはわかりませんが、
じっと見ていたら動くのがわかるのではないかという感じで、
すぐに元通りになります。

【芋日記】

日時:2011年09月07日 07:50

毎年のことながら

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今年もイモムシの被害が目立つようになってきました。
有機栽培の宿命です。

今年は草取りが間に合わない畑が多いのですが、
その畑は、サツマイモの葉が草に埋もれています。
その畑でも、サツマイモの葉が食べられます。
しかも雑草は食べずにサツマイモの葉だけを食べます。
それだけ美味しい証拠です。

【芋日記】

日時:2011年09月06日 07:17
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