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ブログ 今日のいもたつ

いもたつLife

ビバ!マリア

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隠されているテーマは重いけど、
自然と拍手喝さいしてしまいます。

ブリジット・バルドー、ジャンヌ・モローの魅力が
引き出されているのももちろんですが、
展開と次から次へと仕掛けられているワナに
はまってしまう自分がいました。

とても先進的で意欲的な作品です。
「こうするぞ」という意気込みが全てを現わします。
映画では顕著にでます。

経営でも同じように現れていることを実感しなくては。

【いもたつLife】

日時:2007年09月18日 13:59

タイガーランド

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個と全体の関係。
日常の中での葛藤が、
戦争という特殊な環境で現れると、とんでもないことになります。

そのとんでもないことが、20世紀には具現化してしまったのでしょう。
その警鐘が込められていたように感じました。

主人公が戦争ということを、
判断基準にしていないことがとても良かったです。

その中にいた時に本当にできるのか?
(そこには触れていません)
ともかく想定はしていないと出来ない
ということですね。

【いもたつLife】

日時:2007年09月17日 13:15

ロスト・イン・トランスレーション

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人の感情は、掛け算や割り算で、
何かの拍子に関数がからむようです。

人は弱いけど、逞しい。
そんなことが感じられました。

東京が舞台で、映画の中の日本人に違和感を持つ
方もいるでしょうけれど、

自分の視点では観れない東京(日本)が、
私にはユーモラスに映りました。

【いもたつLife】

日時:2007年09月13日 13:08

天使が隣で眠る夜

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ストーリーが、
よくできたタイムスリップに連れて行ってくれるようでした。
予備知識がないと、ちょっとつかみづらい展開ですが。


「愛している」
男が男につぶやきます。
こういう場面と第三者ではあっても、
真正面に対峙する経験をしました。

ただし、この映画はそれはごく一部でした。
それよりも、ちょっと顔を背たくなることを、
さりげなく観せてくれる描写が心に残ります。

さりげない振る舞いというのは、
わかる人にはわかる、”嬉しさ”が伴います。

江戸の人の振る舞いもそういうことが
多かったようです。
身につけて自然に表現したいですね。

【いもたつLife】

日時:2007年09月12日 13:56

大人は判ってくれない

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大人になりきらない時の気持ち
(今でも本当の大人ではありません)
心にある純粋さをとても大事にしていた頃
その頃、今より青臭くて、臆病で、
だけど何故か生き生きしていて。

あの頃を蘇らせてくれました。

もしかしたら、
トリュフォー監督もそんな自分の
強い思いを永遠に残したかったのかも。

そんな気もしました。
「ありがとうトリュフォー」

【いもたつLife】

日時:2007年09月10日 12:48

山羊

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紙一重のようです。

山羊は粗食なので、厳しい環境化での家畜として重宝。
その反面、適応力があり、何でも食べるから、
野生化して、つるつるにされて環境破壊が起きている所もある。

要は適材適所ですが、資本主義の場合、
経済が絡んでバランスがとれるので、
理想の状態はなかなか。

ということでしょう。よくある話ですね。


ちなみに、山羊の肉も乳も美味しい派です。
家族では私だけですが。
あのくささ(山羊っぽさと言い張りたい)
がなんとも良いんです。

【いもたつLife】

日時:2007年09月09日 13:54

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ありえなくはない。
という心理を巧みに操られてしまいます。

微妙なさじ加減で感情を昂ぶらされます。
そして、
徐々に追い込まれてゆく展開。

う~ん。
ヒッチコックにかかったら身包み剥がされてしまいます。

ヒッチコックは、
人を喜ばせる(驚かせる)ことにいかに真剣か。
また、同じコメントになってしまいました。

【いもたつLife】

日時:2007年09月07日 13:13

ライムライト

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カルヴェロのような死に際は
自分も求めています。
死ぬために生きていることは
誰も無意識に意識しています。

この映画はそれが演じられています。
チャップリン含めて
すべての演技、表情やしぐさ、せりふ、照明、ストーリーまで。

バスターキートンとの競演も含めて、
こういう映画をチャップリンが撮れることになったこと
そういう生き方をしてきたことが勝ちです。

それは今からでも見習えます。

【いもたつLife】

日時:2007年09月04日 08:19

勝利の朝

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キャサリン・ヘプバーンが
具志堅用高さんと重なります。

その世界で長くトップを続けるのは、
偉大です。

努力と言えばそれまでですが、
突き動かすものがあるのでしょう。

才能というのは、それを自分のものにできること
かもしれません。

【いもたつLife】

日時:2007年09月03日 12:26

招かれざる客

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殴られるまで、殴られる痛さはわからない。

”こうだろうと思っていたことがこうだった”
よくある話というよりも、

「殴られなければ本当にはわからない」
ですよね。
すぐ”つもり”になってしまう自分が
恥ずかしい。


話は変わりますが、
キャサリン・ヘプバーンが名演でした。
この映画は「母の映画」かも。

【いもたつLife】

日時:2007年09月02日 15:19